＜テニス＞チョン・ヒョン、釜山オープン優勝＝ウィンブルドン出場は目前

韓国男子テニスのチョン・ヒョン（18、サムスン証券、88位）が釜山オープン・チャレンジャー・ツアーで優勝を決め、事実上、ウィンブルドン進出を確定させた。

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　チョン・ヒョンは10日、釜山（プサン）スポワン・テニスコートで開催されたシングルス決勝でルーカス・ラコ（スロバキア）をセットスコア2-0（6-3、6-2）で破り、優勝トロフィーを手にした。

　昨年9月、バンコクチャレンジャーで人生初の優勝を果たした後、ことし2月のオーストラリア・バニーチャレンジャー、4月の米国サバナチャレンジャーに続き、4回目のチャレンジャー大会優勝となった。

　チョン・ヒョンは今回の優勝でATPランキングポイント110点を獲得し、世界ランキング70位台への進出が有力となり、6月末に開催されるウィンブルドンへの出場が事実上、確定した。128人の本戦出場リストは今月末に確定されるが、現在の状況では進出資格を確保したものと予想される。

　試合後、チョン・ヒョンは「優勝はいつでもうれしい。2セット目で相手選手のコンディションが良くないように見えていたので、チャンスを失わないように勝つことができた」と振り返った。

　また、ことしの目標については「シーズンをスタートする際、何位以上にランクインするという正確な目標は立てなかった。ただ、グランドスラム大会本戦で1位になりたいという思いがある」と覚悟を明かした。