阪神・呉昇桓、“休業”一週間目…「大丈夫、変わらず準備」

日本プロ野球・阪神タイガースの守護神オ・スンファン（32、呉昇桓）が“休業”一週間目となる。

オ・スンファン の最新ニュースまとめ

　オ・スンファンは去る5日の中日ドラゴンズ戦でシーズン10セーブを記録後、一週間、マウンドに立てていない。去る8～10日の広島東洋カープ戦では、阪神の大量失点により3連敗し、登板チャンスがなく、12日の東京ヤクルトスワローズ戦は雨天延期となり、7日間、開店休業状態だ。

　しかし、オ・スンファンは意に介するようすもない。13日、日本のスポーツ媒体によると、オ・スンファンは「以前にも経験していることだから、大丈夫。試合に出たくても出られるわけではない。状況により、僕の役割を変わりなく準備している」と述べた。雨天延期となった7日にも、キャッチボールで体を動かし、コンディションを調整した。

　オ・スンファンがセーブのチャンスを得られない間、ライバルたちの猛追撃が始まった。山崎康晃（22、横浜DeNAベイスターズ）がここ一週間に3セーブを追加し、シーズン14セーブでセントラル・リーグ単独トップに立ち、2位・澤村拓一（27、読売ジャイアンツ）が11セーブで続いている。1位だったオ・スンファンは3位に後退した。

　阪神は13日現在、15勝20敗の勝率4割2分9厘でセントラル・リーグ6球団のうち最下位だ。オ・スンファンのセーブの機会が減るのも当然だ。難しい状況でもオ・スンファンは平常心を忘れず、いつ訪れるかもわからないチャンスを待っている。