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新首相に現職の法務部長官 朴大統領の改革意思反映
【ソウル聯合ニュース】韓国の朴槿恵(パク・クネ)大統領は21日、新首相に黄教安(ファン・ギョアン)法務部長官(58)を指名した。李完九(イ・ワング)前首相は4月末、裏金疑惑を受けて辞任している。 現職の法務部長官を首相に指名したことは、政界や社会の不正を根絶するという朴大統領の強い意思が込められた人事とされる。ただ、野党は期待に及ばない人事と失望を表明しており、国会の人事聴聞会で与党との対立が予想される。 黄氏は2013年2月、朴政権の初代法務部長官に就任した。実務能力に長けているほか、朴大統領の考えをよく理解しており、朴大統領の厚い信頼を得ているとされる。 青瓦台(大統領府)の金聲宇(キム・ソンウ)広報首席秘書官は「大統領の国政哲学に対する理解が深く、社会全般の不正を根絶して新しい韓国をつくり、政治改革を実現する適任者」と人選の理由を説明した。 黄氏は検事出身で公安畑などを歩み、大邱高検長や釜山高検長などを歴任した。検事時代、国家保安法の解説書を出したこともある。 kimchiboxs@yna.co.kr