握手を交わす盧武鉉大統領(左)とグリアOECD事務総長=21日、ソウル(聯合)
握手を交わす盧武鉉大統領(左)とグリアOECD事務総長=21日、ソウル(聯合)
盧武鉉(ノ・ムヒョン)大統領は21日、「経済協力開発機構(OECD)はこの10年間、韓国の社会経済制度の発展、特に諸制度とルールの先進化に貢献した」と評価し、引き続きOECDと緊密に協力していく意向を表明した。韓国のOECD加盟10周年を記念し訪韓したグリア事務総長との会談で述べたもの。青瓦台(大統領府)の尹太瀛(ユン・テヨン)報道官が明らかにした。

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 盧大統領はOECDの主要課題となっている途上国援助と関連し、韓国の経済的位置にふさわしい援助を目指し努力しており、援助の増額に対する国民的なコンセンサスを得られるよう国民向けの説得に取り組んでいる」と説明した。

 グリア事務総長は、韓国はOECDの模範的な主要加盟国であり、この10年間の韓国との協力はOECDにとっても大いに役立つものだったと評価する一方で、保健や水資源、移住者問題などを含む多岐にわたる社会経済的な問題で韓国と緊密に協力していく考えを示した。また、盧大統領から韓国政府の長期財政計画「ビジョン2030」に関する説明を聞き、専門家の派遣やセミナーの開催など多角的に支援する考えを示した。

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