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国連人権高等弁務官が元慰安婦と面会 問題解決に意欲
【ソウル聯合ニュース】来韓中の国連のゼイド・フセイン人権高等弁務官が24日、旧日本軍の元慰安婦らと面会した。 23日にソウルで行われた国連の北朝鮮人権事務所開設式に出席するため韓国を訪れたフセイン氏は、市民団体の韓国挺身隊問題対策協議会が運営する「戦争と女性人権博物館」を訪れ、3人の元慰安婦と対面した。 人権問題を扱う国連機関のトップが元慰安婦と面会することは、戦時中の女性の人権における旧日本軍の慰安婦問題をあらためて浮き彫りにするきっかけになるとみられる。 また、日本政府に対する慰安婦問題の解決を促す間接的なメッセージになるのではないかという見方が出ている。 非公開で行われた面会でフセイン氏は「おばあさんたち(元慰安婦)の要求をまとめて、国連が問題解決のため努力していく」とした上で、被害を語り継いでいくべきだと述べたとされる。 フセイン氏はまた、同博物館に展示されている慰安婦関連の映像や絵などを見て回り関心の高さを示した。 元慰安婦との面会後、フセイン氏は記者団に対し「今回の経験は感動的で印象深かった」としながら、元慰安婦との接触を続け、できる限り面会していきたいと話した。 さらに、慰安婦問題をめぐる韓日関係における国連の役割について「(問題解決に向け)両国の当局者と協議している」と説明した。 sjp@yna.co.kr