ソウル市内の公共交通機関、今日から運賃値上げ

ソウル市内の公共交通機関の運賃が、京畿道（キョンギド）や仁川（インチョン）市と同様に27日の始発から一斉に値上げする。ソウル市内の公共交通機関の運賃値上げは3年4か月ぶりとなる。

　26日、ソウル市によると、地下鉄は200ウォン（約22円）、幹線バス・市内バスは150ウォン（約17円）、ソウル近郊地域を結ぶ広域バスは450ウォン（約50円）、深夜バス300ウォン（約34円）値上げするという。

　今回の運賃値上げと共に、ソウル地域では早朝割引を導入。午前6時30分以前の利用時には20%割引される。

　またソウル市内に住む65歳以上は地下鉄運賃無料で、地域の住民センターから優待カードが発給される。

　ソウル市と共に統合乗換割引を運用している京畿道と仁川市も27日の始発から地下鉄・バスの運賃を値上げした。

　京畿道と仁川市内の地下鉄はソウル市内と同様に200ウォン、仁川市内の幹線バス・市内バスは150ウォンの値上げとなる。