最近、韓国ミュージカルのほとんどが海外作品を演じるライセンス公演だ。韓国俳優の実力にあやかり、オリジナル公演よりも良い作品が続々と登場している。

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 ついにベールを脱いだ上半期最高の期待作「デスノート」。日本の舞台をそのまま移したため、原作を圧縮する過程でできた物足りなさはあった。しかし、その足りない部分を補うのが俳優たちの歌唱力だ。ツートップのキム・ジュンスとホン・グァンホの歌は、まさに格別。「デスノート」を生き返らせたといううわさも流れるほどだ。

キム・ジュンス/「デスノート」L役
「デュエットする際、(ホン・グァンホさんが)グルーヴ感やリズム感が完ぺきすぎていて、練習しながらとても驚きました」

 ダンスに歌、演技まで。韓国俳優の実力が発揮され、オリジナルに劣らない、むしろそれ以上に良いという評価を受ける作品も増えている。

 12年ぶりに来韓した「シカゴ」オリジナルチームは韓国の観客の目の高さを満たすのに力不足という評価。韓国版のチェ・ジョンウォンやIVYが彼らを超える歌唱力や演技力を見せたためだ。韓国のミュージカル俳優の力量を世界の中心地ブロードウェイが立証したようだ。

ウォン・ジョンウォン/ミュージカル評論家
「単純にオリジナルだから良いと考えるのではなく、本当に良い作品に投資する賢明な消費者が登場し始めるでしょう」

 俳優たちのレベルが上がるにつれ、ファンもやはりオリジナルに対する執着をやめ、作品自体を見分けるようになるのだ。