韓国で昨年、若者層の出国者数が2005年以降、最低値を記録したことがわかった。不景気と若者の就職難により、留学や海外研修の機会が減少しているものと分析される。(画像:wowkorea)
韓国で昨年、若者層の出国者数が2005年以降、最低値を記録したことがわかった。不景気と若者の就職難により、留学や海外研修の機会が減少しているものと分析される。(画像:wowkorea)
韓国で昨年、若者層の出国者数が2005年以降、最低値を記録したことがわかった。不景気と若者の就職難により、留学や海外研修の機会が減少しているものと分析される。

 16日、統計庁が発表した「2014年国際人口移動統計」によると、昨年、若者層(15歳~29歳)出国者は14万9049人で、2005年の16万824人以降、最低値まで落ち込んだ。若者層の出国者は、2008年に18万6755人で最多となって以降、継続して下落。統計基準は、在留期間90日を越えた入国者と出国者だ。

 統計庁のユン・ヨンウク人口動向課長は「教育部統計年報を見ると、留学がかなり減少していることがわかる」とし、「大学留学生は2013年の22万7000人から2014年の22万人に減少し、小中高の初期留学生も減っている」と説明。また「ここに、20代の人口減少という構造的な要因もプラスされた」と分析した。

 その一方で、外国人の韓国国内への入国は大きく増加している。主に、就職口を探して入国する中国や東南アジア国籍が多い。中国の場合、入国者の内45.9%が就職目的で、ベトナム27.6%、米国17.4%、日本17.2%と続いている。


Copyrights(C) News1 wowkorea.jp 6