【ソウル聯合ニュース】韓国の朴槿恵(パク・クネ)大統領は16日、与党セヌリ党の執行部と青瓦台(大統領府)で会合を開き、光復(日本による植民地支配からの解放)70年に合わせた特赦の対象として、企業家も検討する方針を示した。 セヌリ党の金武星(キム・ムソン)代表らは朴大統領に対し、経済活性化のため特赦の対象に企業家を含めることなど、大規模な特赦を行うよう要請した。元裕哲(ウォン・ユチョル)院内代表によると、朴大統領は党の要請を検討する考えを明らかにした。 今回の特赦は朴政権発足後、最大規模になるとの見方が出ている。朴大統領は企業家の特赦に否定的な考えを表明していたが、今回は収監中の大企業の会長らも特赦の対象になる可能性が高まった。 会合にはセヌリ党から金代表、14日に選出された元院内代表と金正薫(
キム・ジョンフン)政策委員会議長、青瓦台から李丙ギ(イ・ビョンギ)大統領秘書室長らが出席した。会合は和気あいあいとした雰囲気の中で約40分間行われた。 会合では与党と政府、青瓦台の高官による会議を近く再開することで合意。来週にも再開される見通しとなった。 また、セヌリ党側は朴大統領に対し、与野党の執行部との会合に応じるよう要請。朴大統領は前向きな考えを示し、朴大統領と与野党執行部の会合が開催されるか注目される。 会合後は朴大統領と金代表の個別会談が行われた。金代表は個別会談の内容については言及しなかった。 kimchiboxs@yna.co.kr
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