俳優キム・スヒョン
俳優キム・スヒョン
韓国のみならずアジア各国で人気爆発中の俳優キム・スヒョンが、最新主演ドラマ「プロデューサー」の世界をいち早く楽しめるよう、8月7日(金)、東京港区・メルパルクホールにて「キム・スヒョンドラマ『プロデューサー』ファンミーティング2015inJapan」を開催した。

キム・スヒョン の最新ニュースまとめ

 キム・スヒョンは、ドラマ「キムチ・チーズ・スマイル」で俳優デビューし、その後、ドラマ「ドリームハイ」、「太陽を抱く月」、「星から来たあなた」、映画「10 人の泥棒たち」、「シークレット・ミッション」など、数多くの作品に出演し、様々な役柄を演じて大変な人気を博している。

 その確かな演技力と千の顔で、キャラクターを生き生きと表現する圧倒的な存在感を見せつけ、放送ごとに最高視聴率へと導いたドラマ「プロデューサー」は「星から来たあなた」以来、1 年 3 か月ぶりの復帰作となった。

 会場が暗転し、客席後方にスポットライトが照らされると、黒いカジュアルスーツで登場したキム・スヒョン。イ・スンギの「僕の女だから」を歌いながらのサプライズ登場に客席ファンは悲鳴のような大歓声で迎え、イベントがスタートした。オープニングトークでは「実は、先ほど歌いながら皆さんが飛びついてきたのでちょっとビックリしました(笑)」と、ファンの熱烈な歓迎ぶりに驚いた様子を見せた。

 昨年の秋以来の来日に「日本に来るのはいつ振りでしょうか。…4年振りぐらいですかね(笑)」と、わざととぼけるお茶目なキム・スヒョン。「久しぶりに日本に来たのですが、日本語をずいぶん忘れてしまいました。なかなか聞き取れないんですよね」と、久しぶりの日本に少し不安があるのかと思えば、突然「てやんでい!」と思い出した日本語を叫び、観客を驚かせた。オープニングからキム・スヒョンワールド炸裂で会場は大盛り上がり。

 10月3日(土)にDATVにて放送がスタートする韓国ドラマ「プロデューサー」。日本初放送が決定したことにスヒョンは、「大勢の皆さんに見ていただいて笑顔になってほしいです。十分そんな要素が含まれていると思います。笑える、笑顔になれるそんなドラマです。こんな風に日本でこの作品が放送されて、皆さんが少しでも笑顔になってくれるといいですね。そして、もちろん熱いハートがあればなおさらいいですね」と、ドラマに対する熱い想いを語った。

 ドラマ「プロデューサー」は「主君の太陽」の演技派女優コン・ヒョジン、バラエティなどでも活躍している「猟奇的な彼女」のチャ・テヒョン、人気アーティスト IU という韓国を代表するスター俳優 4 名の豪華共演でも話題になった。KBS という大手放送局を舞台とした物語で、キム・スヒョン演じる「ゆとり世代」な新人プロデューサー、チャ・テヒョンとコン・ヒョジン演じる中堅プロデューサー、そして IU 演じる人気歌手の4 人が、複雑な恋愛関係に発展していく様子と、放送業界の裏側をコミカルに描いた“リアルバラエティ・ラブコメディドラマ”が展開されている。

 作品についてキム・スヒョンは、「このドラマ『プロデューサー』はテレビ局で起こるエピソードが紹介されているんですけど、たくさんの笑いのツボが詰まっている作品です。そして、新入社員ペク・スンチャンの成長していく過程を垣間見えるというのが見どころですね」と、PRした。

 プロデューサー役を演じるにあたって誰かお手本にした人がいるかと聞かれると、「具体的に誰かを参考にしたわけではないですけど、僕が演じた役は新入社員だったので、新入社員としての特徴を研究しました。だからこのドラマを通して、新入社員の不安や焦りを表現しようとしました」と、新入社員の感情をうまく表現できるよう役作りをしていたと話した。

 続いて、ドラマ「プロデューサー」のダイジェスト版の映像を流しながら、3つの見どころポイントを紹介した。

 まず1つめのポイント「プロデューサーの仕事について」。ドラマ内では他のスタッフのお弁当を買いに行ったり、女優さんに降板を伝えに行ったりとなかなかツライ仕事のようだが「これは本来隠された部分でもあるプロデューサーの悲しい場面だけ抜き出して見ていただいたので、もしかしたら誤解があるかもしれません。実際、現場に行くとカリスマ性があってとても素敵ですよ。現場で指揮をとって隊長の役割をしているのがかっこいいです」と、プロデューサーの仕事に感心。

 次に2つめのポイント「豪華すぎるカメオ出演」。テレビ局を舞台にしたドラマということもあり、少女時代テティソや俳優チャン・ヒョク、イ・スンギなど錚々たるメンバーがカメオ出演している。印象に残っている出演者を聞かれると、「今の映像では最後に出てきたイ・スンギさんですかね。先ほどイ・スンギさんの曲を歌わせていただいて少し恥ずかしいです。この撮影の時に現場で共演させていただいたのですが、慌ただしくバタバタと撮影していてお互い寝ていない状況だったのが残念です。またどこかでお会いできると思います。」と、共演者との交流エピソードを明かした。

 3つめのポイント「思わずときめく胸キュンシーン」。IU演じるシンディの靴ヒモを結んであげるシーンなど会場からは大きな歓声があがった。実際に彼女の靴ヒモがほどけたら結んであげるの?と聞かれると、「いえ、結ぶのは上手にできるけど(笑)、彼女には荷物を持ってあげて自分で結んであげられるようにしますね(笑)」とお茶目な答えに客席からは笑いが。そして、先輩プロデューサー役を演じたコン・ヒョジンの頭を抱きしめるシーンの映像が流れると会場はうっとりムードに。しかし、このシーンには裏話があったようで「(このシーンを撮影するにあたって)僕が一番集中したのは、先輩の右側の顔が僕のおなかに触れるじゃないですか。僕としてはこの時のシーンの感情を維持しながらお腹の力を入れるべきなのか緩めるべきなのか悩みました。でもやっぱり感情に集中したほうがいいのかなと思って難しかったです(笑)」と、またもや会場の笑いを誘った。

 ドラマの話題が終了していったんステージを去り、着替えて再び登場し、イベント後半はファン参加型のゲームコーナーの時間へ。今回のステージはテレビ局をイメージして作られており、右手側には料理番組のキッチンコーナー、左手側にはクイズパネラー席が設置されている。まず初めに、「アジアンキッチン」と題してキッチンコーナーに移動して、キム・スヒョンが選ばれた3人のファンにお手製かき氷を振る舞った。しかし、わさび入りのかき氷など奇想天外な味にファンは悶絶。ファンのあまりのリアクションに、スヒョンも食べてみたが、あまりのまずさにお手上げ状態で、大爆笑のおもてなしとなった。

 続いては、出されるお題に対してスヒョンとファンが同じ答えを書けるかという連想ゲーム。「日本の食べ物といえば?」というお題に対して、「みたらし団子」と答えたスヒョン。何とも独特なチョイスにファンも驚き。最後のファンとのボーリングゲームでも終始笑いが絶えないキム・スヒョンワールド全開で、イベントは大盛況のうちに幕を閉じた。

 鳴りやまない拍手が続く中、再び登場したキム・スヒョンは自身が出演したドラマ「ドリームハイ」のOSTより「Dreaming」を熱唱。感情を込めて歌い上げ、会場のファンを魅了した。

 「僕が準備したステージはこれで終わりです。寂しいですけど、次にも会えますし、その次にも、また次にも会えると思います。これからも皆さんとの出会いは続いていきます。あまり寂しく思わないでください。そして次を期待してください。今後も作品を通して、良い演技、そして頑張っている姿をお見せ出来るようにベストを尽くしていきたいと思います」と、笑顔いっぱいでファンにあいさつしたキム・スヒョン。

 ファンからの大きな拍手と歓声、そして客席いっぱいに銀テープが舞い上がり、ファンに見送られて会場を後にした。

 次回はどんな作品でファンを魅了してくれるのか、俳優キム・スヒョンに期待が高まる。




THE Producers | 프로듀사 [Preview - ver.5]
THE Producers | 프로듀사 [Preview - ver.5]




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