【ソウル聯合ニュース】韓国を訪問している鳩山由紀夫元首相は12日、ソウル市内にある西大門刑務所歴史館(旧刑務所跡)を訪れた。同所は日本による植民地時代に抗日独立運動家らが投獄されていた場所で、鳩山氏は独立運動家への拷問など過酷な行為を行ったことについて謝罪した。 鳩山氏は10代で亡くなった女性独立運動家、柳寛順(ユ・グァンスン)らが収監されていた監獄や拷問の様子を再現した施設などを約40分にわたり見学。独立運動家らをしのぶ記念碑の前では靴を脱いでひざまずき、手を合わせて冥福を祈った。 また記者会見を行い、「独立運動家らをここに収容し、拷問というひどい刑を与えて命を奪ったと聞いた」とした上で、「心から申し訳なく思っている」と謝罪した。 鳩山氏は光復(8月15日、日本による植民地支配からの解放記念日)70周年を迎え、ソウル市内で開かれる「東アジア平和国際会議」に出席するため韓国を訪問している。 kimchiboxs@yna.co.kr
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