【長興聯合ニュース】韓国南西部の小さな村、全羅南道長興郡にある有治小中学校と佐賀市立の小中一貫校芙蓉校との交流が4年目を迎えた。 有治小中学校は20日、夏休みを利用して3日から5日間の日程で日本を訪問し、国際交流や日本文化体験などを行ったと伝えた。 小学校と中学校が統合して誕生した同校は2012年から毎年、全羅南道と友好交流協定を結ぶ佐賀県で小中一貫教育を行っている芙蓉校との交流を続けている。 今年は11人いる小学5、6年生のうち10人と教員ら計14人が同校を訪問。両校の児童らは合唱やダンス、韓国と日本の昔ながらの遊びを楽しんだ。また、芙蓉校の児童は有治校から贈られた韓国の打楽器をたたきながら韓国民謡「アリラン」を歌い、有治校の児童は日本の童謡「ふるさと」を合唱するなど、心温まる交流が行われた。 有治校の児童らはまた、山口・下関にある朝鮮王朝時代の外交使節団「朝鮮通信使」ゆかりの地を訪問したほか、長崎市にある「長崎原爆朝鮮人犠牲者追悼碑」や原爆資料館を見学した。 同校のイ・ヨンソン校長は「農村の小さな学校だが、生徒らに国際的な考えと幅広い視野を持ってもらおうと国際交流を推進してきた。参加した児童らは心から楽しみ、日本の友達との交流に満足している」と話した。 ikasumi@yna.co.kr
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