2015国際バレーボール連盟(FIVB)女子ワールドカップに出場の韓国女子バレーボール代表チームが日本の冷遇に怒りをあわらした。(提供:news1)
2015国際バレーボール連盟(FIVB)女子ワールドカップに出場の韓国女子バレーボール代表チームが日本の冷遇に怒りをあわらした。(提供:news1)
2015国際バレーボール連盟(FIVB)女子ワールドカップに出場の韓国女子バレーボール代表チームが日本の冷遇に怒りをあわらした。

キム・ヨンギョン の最新ニュースまとめ

 イ・ジョンチョル監督率いる女子バレーボール代表チームは、22日から来月6日まで日本で開催される女子ワールドカップに参加するため、去る20日に日本へ向かった。

 2時間ほどのフライトで、羽田空港に到着した代表チームは第1ラウンドの試合がおこなわれる松本(長野県)へ移動するため入国ゲートを出たが、開始からぎくしゃくしていた。主催側である日本バレーボール協会が、代表チームを引率するガイドを空港へ送っていなかったのだ。

 ガイドの代わりに、代表チームが移動するバスを案内するため、日本バレーボール協会のボランティアが迎えたが、韓国語ができないため意思疎通が不可能だった。

 紆余曲折の末、4時間かけて松本に到着した代表チームは、ホテルで荷ほどきする前に、さらなる困難に直面した。移動だけで半日を過ごした代表チームはボールを利用した練習をあきらめ、ウエイトトレーニングで遅れた日程を取り戻そう、ホテル内にフィットネスセンターがないことに、苦笑いするしかなかった。

 さらにキム・ヨンギョン、パク・ジョンア、チェ・ソナ、チョ・ソンファ、イ・ソヨンなど5人の選手がドーピングテストを受けなければならなかった。通常、ドーピングテストは、2人の選手を無作為に選んで実施する。しかし、韓国はなんと5人の選手がドーピングテストを求められた。彼女たち尿テストだけでなく、採血テストまでおこなった。

 イ・ジョンチョル監督は「日本で多くの大会を経験したが、このようなケースは初めて」とし、「ドーピングテストで5人の選手に採血までしたことは、理解できない」と不満をぶつけた。

 結局、どうにかホテルから10分ほどの距離に位置する松本市のフィットネスセンターから「利用可能」との連絡を受けたが、ここでの訓練も楽ではなかった。

 松本市が運営するセンターのため、地域住民と一緒に施設を利用しなければならなかった。紆余曲折の末、1時間ほどのウエイトトレーニングを終えた代表チームは、入国初日疲れた一日をようやく締めくくった。




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