【ソウル聯合ニュース】韓国の最大野党・新政治民主連合の文在寅(ムン・ジェイン)代表は25日、院内対策会議に出席し、北朝鮮との南北高官協議での合意について「交渉を通じ朝鮮半島の緊張を解消する政府の努力を高く評価する」と述べ、南北和解と朝鮮半島の平和定着のため積極的に協力する考えを強調した。文氏が院内対策会議に出席するのは異例。 ただ、今回の南北合意により来年4月の国会議員総選挙を前に南北が緊張緩和に向かうことで、南北交流や協力を推進した金大中(キム・デジュン)、盧武鉉(ノ・ムヒョン)政権の流れをくむ同党は、南北問題で与党に主導権を奪われたとの声もあり、危機感を強めている。 李鐘杰(イ・ジョンゴル)院内代表(幹事長に相当)は今回の南北合意について「対話を促し理性的な対応を注文してきた文代表の意思が交渉に役立った」と強調した。 ikasumi@yna.co.kr
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