韓国は1997年12月以降18年間、死刑執行がなく、国際アムネスティは韓国を「実質的な死刑廃止国家」に分類している。
28日、法務部と国防部によると、2015年8月現在、死刑確定以降、執行されていない死刑囚はチャン被告を含め61人にのぼる。
1992年、江原道(カンウォンド)・原州(ウォンジュ)のある宗教施設に火を付け、15人を殺害した容疑で死刑が確定したウォン某(58)死刑囚が最長期死刑執行待機者だ。
チャン死刑囚の前には2011年、江華島(カンファド)海兵隊銃器乱射事件で軍人仲間4人を殺害したキム某(23)兵士が2012年に死刑判決を受けた。キム兵士は死刑囚の中の最年少でもある。一方、最高齢は全南(チョンナム)で20代の男女4人を海に沈める方法で連続殺人を犯した漁師、オ某(77)死刑囚だ。
世界的には死刑は廃止傾向にある。国際アムネスティの資料によると、世界198カ国のうち、140カ国が法的または事実上、死刑廃止国家だ。
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