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アシアナの着陸失敗事故 乗務員が米国で提訴
【ソウル聯合ニュース】米サンフランシスコ国際空港で2013年7月に起きた韓国・アシアナ航空ボーイング777旅客機の着陸失敗事故で、同機に搭乗していた客室乗務員12人のうち8人がアシアナとボーイング社を相手取り、事故による負傷と精神的被害に対する損害賠償を求めサンフランシスコ連邦地裁に提訴していたことが16日、分かった。 訴訟を起こした乗務員8人は労災認定を受け、現在は出勤せずに給与を受け取っていることが分かった。また、訴訟を起こしていない乗務員4人のうち1人は退職、1人は休職、2人は業務に復帰している。 同事故を受け米国で訴訟を起こした原告の数は200人を超えるという。また、韓国では韓国人乗客27人と中国人25人、韓国に住むインド人乗客1人の計53人が6月末にソウル中央地裁にアシアナを相手に集団訴訟を起こした。 国際線の航空事故に関する「モントリオール条約」により、事故発生から2年以内に訴訟を起こさなかった場合、提訴する権利が失われるため、搭乗客の大部分がアシアナとの交渉に関係なく訴訟を起こしたものとみられる。 同事故では乗客と乗務員307人のうち、中国人の乗客3人が死亡。約180人が負傷した。アシアナは米国と韓国で被害者らと交渉を行っており、一部は示談が成立した。 yugiri@yna.co.kr