俳優ヨ・ジング
俳優ヨ・ジング
「太陽を抱く月」の名子役として大ブレイクを果たし、映画「私の心臓を撃て」、「ファイ」、そして最近ではドラマ「オレンジ・マーマレード」に出演し、韓国の若手実力俳優として高い人気を誇るヨ・ジング。8月28日(金)には「ヨ・ジング 2nd ファンミーティング」を開催し、約2年ぶりに日本のファンとの時間を楽しんだヨ・ジングがインタビューに応じてくれた。

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<B>―昨日のファンミーティングはお疲れさまでした。追加公演が出るほど大盛況でしたね。2年ぶりに会った日本のファンの方たちの反応はいかがでしたか?</b>
感謝の気持ちでいっぱいですね。2年ぶりに日本に来て皆さんにお会いしたんですけど、2年前にお会いした方や2年前からファンでいてくれている方、そして今回新しく来てくださった方もいて、本当に応援してくれているんだなというのが見てわかったので、もっと頻繁に日本に来たいなと思いましたし、皆さんに会えてうれしかったです。

<B>―日本のファンの印象はどうですか?韓国のファンと違いはありますか?</b>
どちらかというと韓国のファンの方は情熱的というか熱いというか想いを外に出すタイプですね。声もすごく大きいですし、何かを言うとそれに対するリアクションもとても大きいので、そういうのを見ると反応がわかりやすいんですけど、日本のファンの方は声を出すというよりかは静かに感動する感じ(「ハァ~」と感嘆の声が漏れている様子を表現)なので、熱い反応というよりは「あぁ、感動してくれているんだな」というのを感じますね。
昨日のファンミーティング終了後に握手会を行ったんですけど、韓国ではすごい積極的に「写真撮ってください!」とか言いますが、昨日の日本の感じだと静かに「ありがとうございます」って小さい声で言うような感じがあったので、そういうところが韓国と日本では違う部分かなと思います。

<B>―2年ぶりの来日ですが、日本でやってみたいこと、日本に来たら絶対食べたい物はありますか?</b>
何が食べたいというより全てが好きなので、とにかく食べたい!っていう気持ちでしたね(笑)行きたいところはディズニーシーで、今回行ってきました。あと温泉とかも行ってみたかったんですけどまだ季節が夏なので、今度寒い時期にまた行きたいと思います。ディズニーランドとかディズニーシーはとても気になっていたところで、今回実際に行ってみて本当にキレイなところだと思いました。それから、渋谷にも行って、すごく人が多いことで有名なスクランブル交差点を意味もなくただ歩いてみたり、人が交差点を渡っているところを見ていたりしていたんですけど、そのただ歩いているだけでウキウキしましたね。買い物もいっぱいして、ギターのピックとかも買いました。道端で売っているスティック状のポテトや唐揚げなんかも買って食べ歩きしました。あと、マネージャーさんとゲームセンターに行って自動車のゲームをしました。日本人と西洋人の2人組がいて、その2人と勝負したりしました(笑)

<B>―韓国ドラマの多くは子役から俳優へと繋いで、ストーリーを展開していきますが、ドラマを高視聴率へと導く意味でも子役の演技はとても重要だと思います。数々の子役を演じられたヨ・ジングさんですが、振り返っていかがですか?</b>
小さいときに、「すごいよかったよ」と褒められることが多かったんですけど、今の自分からすると「何であんなに褒めてくれているんだろう。どうしてあの演技が褒められているんだろう」って思いますね。足りないところもいっぱいあったので、今の自分が成長しているかと言われるとそうでもないって感じがしますよ。なんか恥ずかしいというか照れくさい感じがします(笑)

<B>―Mnetで「オレンジ・マーマレード」の日本初放送が決定しました。11月の本放送に先駆けて、10月に第1話を先行放送いたします。ドラマではジングさんと同じ高校生を演じましたが、ドラマのジョン・ジェミンと実際のヨ・ジングさんは似ていますか?</b>
いちばん似ているところは年齢ですかね。(笑)年が近いということはありましたが、似てないところのほうが多いキャラクターでした。何よりいちばん似ていないのは“勉強がよく出来る”というところが自分とは違うと思いました(笑)あと、自分は周りの人や友達に対して親しみを持ってこっちから仲良くなるタイプですけど、ジェミンは人と距離を置くタイプという違いもありました。ジェミンは性格上、母親がヴァンパイアと再婚したということから傷を負って人と距離を置くようになりました。距離を置くということは相手に対してとても礼儀正しく、情は移さないようにという感じですが、ヒロイン役の女の子と出会ってそういう性格が少しずつ変わっていく役です。

<B>―ドラマではヴァンパイアと恋に落ちるという役でしたが、ヨ・ジングさん自身も本当に相手を愛していたらいろいろな障害も乗り越えられると考えますか?</b>
愛はこういうものっていうのはまだ難しくてわかりませんが、愛というのはすごいなと感じています。「愛している」っていう気持ちだけで生きていけるぐらいすごいものだと思っているので、何か障害があったとしても愛があれば克服できるのではと思います。

<B>―今回のドラマで、朝鮮王朝時代と現代と2つの異なる時代の人物を演じることも難しかったと思うのですが、最も苦労したことは何ですか?</b>
ストーリー自体がヴァンパイアを描いているので現実離れした話だったので、どれだけ皆さんに理解していただけるかというのがあって、感情表現や新しいジャンルのドラマということが難しいなと思いました。さらに朝鮮王朝時代の話もあったりしたのでそういう部分を皆さんにわかってもらえるよう気を付けていました。そうやって自分で気にしながら演じていたので、みなさんにもそう理解していただけたかなって気になりますね。

<B>―「AOA」のソリョンさん、「CNBLUE」ジョンヒョンさんと共演されましたが、お二人との撮影中のエピソードを教えてください。</b>
ジョンヒョンさんは体格がよくて、内容的にもジェミンが怪我をしたら助けてくれるというシーンがありました。ヴァンパイア役のジョンヒョンさんが怪我をしたジェミンを抱きかかえて飛ぶシーンで、実際には飛べないのでジャンプして飛び始める場面と違う場所にピョンッと着地する場面を撮ったりしていました(笑)出演者の方と年齢が近いということもあって、みんな楽しんで撮影していましたね。ジョンヒョンさんはソリョンさんや僕を抱きかかえるシーンが多かったので、大変そうだなと感じました。

<B>―おすすめのシーンや苦労したシーンはありますか?</b>
「オレンジ・マーマレード」の撮影にあたって色々考えることがありました。まず、原作がweb漫画なので、どれだけweb漫画の表現を生かせるかということを気にしながら演じました。その中でも大事なシーン(首元にキスするシーンなど)が結構あったので、そういうところは忠実に表現できるよう意識しました。時代劇のパートではヴァンパイアと戦うシーンなどもありましたし、後半に行くとジェミンの気持ちが変化する部分があるので、そういった気持ちの変化をどれだけ皆さんに伝えられるか考えながら演じました。

<B>―印象に残っているシーンは?</b>
ドラマの中でギターを弾いたんですけど、もともと楽器が好きでギターだけでなく他の楽器も習ってみたいなといつも思っていました。でもなかなか習う機会がなかったので、今回のドラマがきっかけでギターを習うことになってすごくうれしかったです。なので、今回だけでなくこれからも続けていきたいと思っています。ギターの先生もとても素晴らしい人で、今後もこの先生に習いたいと思いますが、忙しいので続けられるかなっていう感じです。

<B>―今後の活動予定を教えてください。</b>
韓国に戻ったら、映画「西武戦線」の公開が控えているので、そのプロモーションで忙しくなると思います。他に決まっている作品はないので、映画「西武戦線」のプロモーションを頑張りたいと思います。

<B>―最後に日本のファンの方へメッセージをお願いします。</b>
何よりいっぱい応援してくださってありがとうございます。もっと頻繁に日本に来るようにします(笑)今よりもいい演技で皆さんにお会いしたいと思います。


 インタビュー中、終始笑顔を見せてくれたヨ・ジング。現役高校生とは思えないしっかりした立ち振る舞いに驚かされた。これからも演技にさらなる磨きをかけて、少年からひとりの男性へと成長する姿をファンに見せてくれることだろう。ヨ・ジングの今後の活躍に期待したい。



ヨ・ジングからメッセージが到着!
ヨ・ジングからメッセージが到着!




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