北朝鮮が朝鮮労働党創建記念日(10月10日)に合わせて、主要建設事業の一つとされている「中央動物園」の建設が活発に進められていることが、23日に衛星写真でわかった。(提供:news1)
北朝鮮が朝鮮労働党創建記念日(10月10日)に合わせて、主要建設事業の一つとされている「中央動物園」の建設が活発に進められていることが、23日に衛星写真でわかった。(提供:news1)
北朝鮮が朝鮮労働党創建記念日(10月10日)に合わせて、主要建設事業の一つとされている「中央動物園」の建設が活発に進められていることが、23日に衛星写真でわかった。

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 中央動物園は、平壌(ピョンヤン)の東側に位置し、1959年にオープンしたが2000年代に入ってからは事実上、閉園に近いレベルで正常運営はなされていなかった。

 2006年に金正日(キム・ジョンイル)総書記の指示で一度“改建工事”が行われたが、動物受給の困難などにより過去の名声を取り戻すことはできなかった。

 これに就任後、馬息嶺(マシンニョン)スキー場、平壌文殊(ムンス)遊園地など主要な娯楽施設に対する建設に集中する金正恩(キム・ジョンウン)第1書記は、2012年5月に中央動物園に対する大々的な“改建補修工事”を指示したのだ。

 14万平米ほどの面積に、ペンギン館やオットセイのショー会場、鳥類館、ハ虫類館など50の施設が新たに建設された第1段階の工事は昨年末に終わり、金第1書記はすぐに13万5000平米規模の自然博物館、チョウザメ池、鳥類館などに対する第2段階の建設事業も指示していた。

 北朝鮮の朝鮮中央通信は、ことし6月にライオン、シマハイエナなど57種240頭の動物が動物園の新たな家族になったと伝えていた。

 朝鮮中央通信は、シカ、ガラゴ、オナガインコ、黒鳥など多様な動物が新たに動物園に入ったと宣伝していた。

 ライオンとヒョウはロシアから寄贈され、他の動物もアフリカの親善国から購入したと伝えられている。

 北朝鮮は来月10日の党創建70年記念日に合わせて、中央動物園の第2段階工事を終わらせ、リニューアルオープンすると見られる。

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