FWソン・フンミン負傷で韓国サッカー代表、大ピンチ？「選出不可とは聞いていない」＝大韓サッカー協会

イングランド・プレミアリーグのトッテナム・ホットスパーFCに移籍した韓国代表FWソン・フンミン（23）が、突然の負傷に見舞われた。重要なAマッチ日程を前に、韓国代表は大ピンチに陥った。

ソン・フンミン の最新ニュースまとめ

　トッテナムは30日（日本時間）、公式ホームページを通して「ソン・フンミンが足を負傷した」と伝えた。負傷は、去る26日のマンチェスター・シティFCとのホーム戦で発生したという。当時、ソン・フンミンは先発で77分間出場し、チームの勝利（4-1）に貢献した。

　マウリシオ・ポチェッティーノ監督は1日、次節を前におこなわれた記者会見で「ソン・フンミンが前節に負傷したため、今回は帯同していない」とし、「回復のため、イングランドで休養する必要がある」と説明。続けて、「この後、2週間はAマッチ期間となるため、幸いだ」と述べた。

　この発言は、10月中におこなわれるAマッチ2連戦にソン・フンミンは出場できないとの意味に解釈できる。シュティーリケ監督率いる韓国代表は、来る8日にクウェートとロシアW杯アジア地区2次予選・アウェイ戦、そして13日にはジャマイカと親善試合を控えている。

　万が一、ソン・フンミンが合流できなければ、チームにとっては大きな痛手となる。特に、クウェートは組最大の強敵であり、シュティーリケ監督にとって大きな悩みとなってしまう。

　ソン・フンミンの負傷と関連し、大韓サッカー協会の関係者は「現在のところ、トッテナムよりソン・フンミンを（代表チームへ）送り出すことができない、との文書は受け取っていない」と説明。また、同件についてシュティーリケ監督は、公式立場を明かしていないと伝えられた。