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大韓航空機が滑走路に接触 韓国当局調査開始
【世宗聯合ニュース】17日午後、大韓航空の旅客機が仁川空港へ着陸する際に機体後方の胴体の一部が滑走路に接触した。これを受け、韓国国土交通部は19日までに調査を開始した。 同部によると、中国・青島発の大韓航空機が仁川空港に着陸中、車輪ではなく機体後部の尻もち事故防止装置「テールスキッド」が滑走路に接触した。 接触の衝撃は弱いもので、負傷した乗客はなく、乗客による抗議もなかった。また同機は点検後、通常の運航を続けた。 テールスキッドは自動車のバンパーのような役割をする装置で、滑走路への接触は事故とはみなされないという。しかし同部は再発防止のため、当時の飛行データや操縦士への聴き取りなどを通じ、原因を糾明することを決めた。 同機を操縦していた機長は7月に大韓航空に入社した外国人操縦士で、訓練のために教官が隣に搭乗していた。 大韓航空の韓国人操縦士は「今年に入って操縦士の人材流出問題が深刻化し、経験の浅い外国人機長を連れてきたことで安全への懸念が高まっていたが、実際に懸念するだけの状況が発生した」とコメントした。 yugiri@yna.co.kr