ユジン の最新ニュースまとめ
美少年イメージが常に張り付いているせいで、歳が20代後半に向かっているにもかかわらず、彼は相変らず男性的な魅力より、さわやかなほほ笑みがよく似合う男に見えた。2003年『可愛い女』を通じて俳優兼業を宣言した以後も同じである。
99年シットコム(=シチュエーション・コメディ)『誰も止められない』に出演したが、本格的な俳優としての出発は毎日劇場『可愛い女』である。以後映画『高校教師~恋の教育実習~』、『女教師VS女生徒』に連続出演しながら俳優としての経歴を育ててきたが、“可愛い末っ子”のイメージから抜け出すことはできなかった。
『ワンダフルライフ』は初のミニシリーズ。これにより、初めて彼は“男性美”溢れる俳優とし、改めて注目され始めている。ハン・スンワン(キム・ジェウォン)と一夜の過ちでできた子供を生み、幼い年でママになったセジン(ユジン)が好きだ。旧態依然とした三角関係であるかもしれないがイ・ジフンはクールな男としてのドヒョンを演じている。
ルックスも今までとは違う。茶目っ気一杯な顔の表情を取り除いて、ジェントルで重みのある男に変身した。
「俳優兼業を決めてから、本当に休む間もなく駆けてきた。俳優としてあんよを学び終えてよちよち歩く水準なのに、この作品を通じて僕も青年であることを知らせられる機会になった」それなりに満足しているという意味。
「本当に無我夢中で、自分が何を演じているかもわからない時もある。まだ芝居の“味”が分からなくて、ただ夢中で演じている」「ところが、一回一回経てば経つほど、段々何かをつかめつつある感じがする。ドラマは映画に比べてなんでも早く学べるというメリットがあると思う」
彼はこの作品が自分の芝居人生で“緩衝地帯”になるはずだと表現した。「強い男性になりたい。でも、一瞬でぱっと変わったら、ファンも僕に違和感を覚えるだろうから、ミン・ドヒョンによって練習するきっかけになった」
彼の思う、強い男性像とは何か。
「自分の中を見せてあげることだと思う。僕が今まで見てきて、積み上げてきた感情を引き出すこと。タフなアクションだけでなく、例えば映画『私の頭の中の消しゴム』のロマンス的な感情も、強い男性だと思う」
歌手に対する未練は?
「歌を歌う時は、芝居がしたかった。今は良い歌を聞いていると“僕もこんな良い歌を歌ってみたい”という気がして欲が出てくる。歌や芝居は人の感情を表現するという点では通じるものがある」
できる限りポジティブに人生と向かい合う。これからやるべきことがあるということに感謝するという言葉もつけ加えた。
彼のイメージのせいで、インタビュー中ずっと物静かな声で話す彼が、初めにはぎこちなかったが、段々そんな気持ちがなくなった。
「普段は物静かな方だが、カメラを向けられると自分でも知らない自分が出てきて、周囲の人々を楽しませる方」と言ってにやりと笑う。
しばらく休む期間がある時は、1週間に4~5回禾谷洞(ファゴクドン)家の近くの教会に行って祈りを捧げる。
「芸能人だからといって特別扱いせず、みんな家族のように思ってくれるから気楽」だそうだ。
彼は、「時には3日間昼夜なく、苦労して撮影したにもかかわらず、視聴率が低くて辛くはある」という言葉で締めくくった。
Copyrights(C)yonhapnews & etimes Syndicate & wowkorea.jp
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