観光客として日本に入国した男は、事件後に日本を出国した状態であり、男の身柄確保に向けて韓国司法当局との合同捜査が進められる見込みだ。
警視庁が神社周辺に設置された複数の防犯カメラの映像を分析した結果、リュックサック姿でメガネをかけた黒い服装の男が、事件が起きた30分前から複数のカメラに映っていたという。
男は事件後、神社南門から出て東京メトロ九段下駅方向に歩いた。この映像では、リュックサックを持っていなかった。以降、地下鉄は利用せず、千代田区にあるホテルへと徒歩で向かった。
警察は該当ホテルを家宅捜査したが、すでにチェックアウトした状態で、出入国記録などを調査した結果、韓国から旅行に来た人物であると判明。警察は、捜査初期段階から「事件は組織的犯行ではなく、外国人による個人的な犯行の可能性が高い」とみて捜査していたと報じられている。
一方、靖国神社に関連する韓国人、中国人による事件は過去に数件起きている。2008年には中国籍の男が日の丸を踏み、2011年12月には中国籍の人物が神社神門の一部を燃やす事件が発生。また、2013年には韓国籍の男が放火を試みたとして逮捕される事件が起こった。
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