阪神、呉昇桓に「ウインターミーティングまでに返答を」

日本プロ野球の阪神タイガースがオ・スンファン（33）の残留交渉のための期限を年内から今後1週間に繰り上げた。日本のメディアは4日、阪神球団がオ・スンファン（呉昇桓）の残留交渉において、来る11日を返答期限に決めたと伝えた。メジャーリーグのウインターミーティングが終了する日まで、呉昇桓側の返答を待つというものだ。当初は年内まで待つことにしていたが、そうなった場合、来年の準備に支障をきたすという懸念が上回った。

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　四藤社長は「年内まで待てない。可及的すみやかに、いますぐ答えがほしいと考えている」と呉昇桓側に要請した。残留交渉が長期化された場合、来年のシーズンの戦力を構成するにあたり、影響を及ばす可能性があるため、早期決着する方針だ。

　記事によると11月、韓国で呉昇桓と接触したチーム関係者は「6対4でメジャーリーグ」という話を伝えた。金本監督は「呉昇桓ありきで計算している。流出するならば困る」と残留を希望したが、交渉を無期限に先延ばしするのはチームとしても困る。

　呉昇桓はエージェントと共に今週末にメジャーリーグウインターミーティングが開かれるテネシー州ナッシュビルへ向かう。メジャー30球団の団長らとエージェントが集まるウインターミーティングは8～11日の4日間、開かれる。阪神はウインターミーティングが終わった時点を最終返答期限と決め、呉昇桓側の回答を待つ。

　また記事は「阪神は今シーズン推定年棒3億円を条件に残留交渉をしているが、メジャーリーグの球団がこれを超える破格的な条件を提示すれば、流出が現実となる」と伝えた。高野球団本部長は「何か変化があればお話しする」とし、状況がどのように流れるのか、予測するのが難しいと明かした。

　阪神はすでに呉昇桓の代わりの選手として複数の候補リストを整えている。呉昇桓の流出という最悪のシナリオに備えている。残り1週間、果たして阪神の期待に呉昇桓が応えるのか関心が集まっている。