スポーツ関連商品を扱う世界的企業ナイキ(NIKE)が韓国と日本に同じモデルを販売しながら、生産国が違う商品が多数あることが確認された。
スポーツ関連商品を扱う世界的企業ナイキ(NIKE)が韓国と日本に同じモデルを販売しながら、生産国が違う商品が多数あることが確認された。
スポーツ関連商品を扱う世界的企業ナイキ(NIKE)が韓国と日本に同じモデルを販売しながら、生産国が違う商品が多数あることが確認された。

NIK の最新ニュースまとめ

 販売価格や地理的位置は韓国も日本も似ているが、生産原価や運送費用で違いが生じるまったく別の国家の製品を販売しており、その背景に関心が集まっている。

 10日、ナイキドットコムによると、ナイキが最近、韓国内で販売をスタートさせた「マーキュリアル スーパーフライ CR FG」はボスニアで生産された製品だ。「マーキュリアル スーパーフライ CR FG」はナイキがスペインの名門レアル・マドリードのエース、クリスティアーノ・ロナウドの活躍を記念しリリースしたもので、別名「ロナウド・サッカースパイク」という。

 ナイキはこの製品の発売に関して、ナイキとイタリア出身の革職人との協業で完成したと広報した。

 韓国の消費者はボスニア産をはかなくてはならないが、日本ではナイキの広報通り、イタリアで生産された製品を販売している。製品価格は韓国が36万9000ウォン(約3万8120円)、日本は3万7800円で韓国の方がはるかに高い。

 韓国と日本が同じ東アジア圏の隣国でありながら、一方ではボスニア、一方ではイタリア生産の製品が供給されている。

 韓国スポーツ用品業界の関係者は「中国や東南アジアはプロダクション・コスト(production cost)が低い代表的国家。韓国で主にこれらの国で生産した製品を売り、日本と似た価格設定しているのは、ナイキがそれだけ韓国市場から多くの利潤を持っていくという証拠」と説明した。

 日本居住の韓国人(36)は「韓国から日本に遊びに来た知人が日本のナイキ製品を爆買いしていくのをたびたび見たが、その理由が分かるようだ」と述べた。

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