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慰安婦像周辺で座り込みの学生捜査 無届け集会の疑い=韓国警察
【ソウル聯合ニュース】旧日本軍の慰安婦問題をめぐる韓日両政府の合意の破棄を主張し、ソウルの日本大使館前に設置された慰安婦を象徴する少女像の移転に反対する集会を行った大学生らに対し、韓国警察が「未申告集会」の疑いで捜査に着手したことが5日、分かった。 鍾路警察署や「韓日交渉破棄のための大学生対策委員会」によると、警察は同日、先月31日に日本大使館前で届け出なしに集会を行った疑い(集会およびデモに関する法律違反)などで集会参加者のうち1人に出頭要請した。警察は2日の集会に参加した3人にも同じ疑いで出頭を要請している。 警察関係者は、現段階では4人が警察の出頭要請に応じなくても不利益はないが、応じなかった場合、疑いがあると判断して逮捕状を請求する可能性もあるとしている。 警察の対応について対策委側は、戦争犯罪の責任を認めない日本を糾弾する大学生を不法とするのは不当であるとした上で、「現在、出頭要請に応じるか検討している」と説明した。 韓日合意の無効と日本大使館前の少女像の移転反対を主張する市民団体の会員など約20人は昨年末から、少女像の移転を防ぐため、像の周辺で座り込みを続けている。 yugiri@yna.co.kr