国連、「事務総長の慰安婦合意支持は国際社会の見解を反映したもの」

国連は8日（現地時間）、潘基文（パン・ギムン）事務総長が日韓の慰安婦合意に歓迎の立場を明らかにしたことについて「国際社会の一般的な見解を反映したものだ」と説明した。

　ドゥジャリク国連報道官は定例ブリーフィングで「パン事務総長が今回の合意を高く評価していると言及し、韓国国内では一部批判があった」と発言してこのように答えた。

　続けて「パン事務総長の表現は国際社会の一般的な見解を反映したものであると考えられる」とし、「国際社会は韓国と日本が歴史問題、特に一番悲劇的なケースである慰安婦問題を解決することにより両国関係が改善することを奨励してきた」と説明した。

　さらに「パン事務総長は国際社会と同じように元慰安婦が第二次大戦時に味わったひどい苦痛に対して認知している」と述べた。

　パン事務総長は先月28日、報道官声明で日韓間の慰安婦問題合意が「日韓関係の向上に寄与することと期待する」と歓迎の意を明らかにした。

　また今月1日には朴槿恵（パク・クネ）大統領との電話会談で「慰安婦問題について合意に至ったことをお祝いする」とし、「朴大統領がビジョンを持って正しい勇断を下したことについて、歴史が高く評価すると思う」と述べていた。