「帝国の慰安婦」著者、9千万ウォンの損害賠償判決=韓国地裁
「帝国の慰安婦」著者、9千万ウォンの損害賠償判決=韓国地裁
韓国・ソウル東部地裁は、「分かち合いの家」に住む元慰安婦ら9人が著書「帝国の慰安婦」によって精神的苦痛を受けたとし、著者である朴裕河(パク・ユハ)世宗大・日本語日文学教授(58)を相手取った損害賠償請求で、原告に1000万ウォン(約100万円)ずつ、計9000万ウォン(約900万円)を支払うよう判決を下した。

 京畿(キョンギ)・「分かち合いの家」に暮らすイ・オクソン氏(87)など計9人は去る2014年6月、著書「帝国の慰安婦」に対して出版・販売・発効・複製・広告などを禁ずる仮処分申請と共に、1人あたり3000万ウォン(約300万円)ずつ計2億7000万ウォン(約2700万円)を支給するよう損害賠償請求訴訟を提起した。

 裁判所は昨年2月、仮処分申請を一部引用し、今回の損害賠償請求訴訟でも元慰安婦らへ勝訴を与えた。

 なお朴教授は、元慰安婦らを名誉棄損した容疑で昨年11月に在宅起訴され、来る20日の刑事裁判を控えている。

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