「サムスン・ライオンズ」往年のエース、ファン・ギュボン元コーチが大腸がんで死去

韓国プロ野球サムスン・ライオンズの投手だったファン・ギュボン元コーチが死去した。62歳だった。

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　ファン氏は大腸がんの闘病の末、去る18日にこの世を去った。20日に故郷・慶北（キョンブク）星州に埋葬された。

　慶北高校時代、高校球児を代表する右腕投手として名をはせたファン氏は、1982年にプロ野球がスタートするとすぐに、サムスンのエースとして活躍した。デビュー1年目は47試合222と1/3イニングに出場し15勝11敗11セーブ、平均防御率2.47を記録する大活躍を見せた。

　また、1982年～1986年までの5シーズンで154試合に出場し48勝29敗24セーブ、平均防御率3.08の成績をおさめた。比較的はやい1986年に引退し、サムスンの投手コーチとなった。その後、指導者生活も短かったというファン氏は野球人との交流もほとんどなかったという。