昭夫会長の子供たちがどのような系列会社で経営授業の第一歩を踏み出すかにより、ロッテが今後重点を置く事業分野や3世代の後継者構図まで垣間見ることができるからだ。
25日、ロッテグループによると昭夫会長には夫人・重光真奈美氏との間に、長男ユヨル氏、長女ギュミ氏(28)、次女スンウン氏(24)が存在する。彼らはみな、日本国籍だ。その中でも、最も多くの関心を集めているのがユヨル氏だ。彼は父親同様、野村證券で勤務し現在は米国・ニューヨークのコロンビア大学でMBA課程を踏んでいる。
ユヨル氏の経営一線デビューの時期は未定だが、ロッテグループへの合流が迫っているとの見方がある。昭夫会長がことし61歳となり、他の財閥2~3世経営者に比べ若くない年齢である上、韓国と日本内の数十社におよぶ系列会社をまとめようとしたら、息子ユヨル氏の助力が絶対的であるためだ。
昭夫会長も33歳だった1988年に日本・ロッテ商事に入社し、1990年に現ロッテケミカルの前身である湖南(ホナム)石油化学常務理事職を引き受けて、本格的に経営授業を受け始めた。
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