【ソウル聯合ニュース】昨年12月に韓国最大野党、新政治民主連合(現在の「共に民主党」)を離党した安哲秀(アン・チョルス)国会議員が主導する国民の党(仮称)と、同じく新政治民主連合を離党した千正培(チョン・ジョンベ)元法務部長官が中心の国民会議が25日、新党結成を目指し合併することで合意した。4月の国会議員総選挙を前に野党再編の動きが加速し、共に民主党を含めた主導権争いが激化する見通しだ。 国民の党と国民会議は当初、個別に活動していく方針だったが、両勢力を合わせた新党を設立することで一致。党名は「国民の党」をそのまま引き継ぐ。 IT企業を創業したほかソウル大教授を務めた安氏は若者や無党派に人気がある。千氏は全羅南道出身で、新政治民主連合を離党し昨春の国会議員補欠選に無所属で出馬し当選した。 双方は合意文で、「朴槿恵(パク・クネ)・(与党)セヌリ党政権の総選挙圧勝阻止」を合併の趣旨として明記した上で、国民と党員が主人公になる民主的な党運営を目指すと強調した。 sjp@yna.co.kr
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