日本との決勝戦に出場しないまま所属チームのザルツブルクに戻ることとなったシン・テヨン号の末っ子ファン・ヒチャン(20)が先に離脱する残念な思いを明かしながら、先輩たちの優勝を願った。
日本との決勝戦に出場しないまま所属チームのザルツブルクに戻ることとなったシン・テヨン号の末っ子ファン・ヒチャン(20)が先に離脱する残念な思いを明かしながら、先輩たちの優勝を願った。
日本との決勝戦に出場しないまま所属チームのザルツブルクに戻ることとなったシン・テヨン号の末っ子ファン・ヒチャン(20)が先に離脱する残念な思いを明かしながら、先輩たちの優勝を願った。

ファン・ヒチャン の最新ニュースまとめ

 カタールで開催中のU-23アジア選手権兼2016リオ五輪最終予選を通して新スターとなったファン・ヒチャン(20、ザルツブルク)が28日午前(日本時間)、取材陣と会う時間を設けた。ファン・ヒチャンはこの日、代表チームを離脱しオーストリア行きの飛行機に乗る。

 関係者は前日午後、「ファン・ヒチャンが近日、ザルツブルク復帰のためカタールを出国する。今回の決定は代表チームとザルツブルク間で既に合意が成されていた部分だ。五輪本選出場が決定したらすぐに復帰することが約束されていた」と伝えた。ザルツブルクは当初、ファン・ヒチャンの大会参加自体に難色を示していた。協会の説得により参加の同意を得たが、五輪出場が決定した時点で復帰することになっていたという。

 先にチームを離れるこことなったファン・ヒチャンは「厳しい試合の中、決勝まで上がったのに最後まで共にできずとても残念だ。少しでも優勝に貢献できたらよかった。先輩たちは必ず優勝できるだろう」としながら、もどかしい心情と共に応援メッセージを送った。

 1996年生まれのファン・ヒチャンは1993年生まれが主軸のシン・テヨン号で最も若い。若すぎるとの声も聞かれる中、ファン・ヒチャンは「コーチや先輩方がよく接してくれて、年齢差を感じることはなかった」としながら、「末っ子という思いもない。サッカーで年齢は問題にはならない。僕ができることを見せられるよう努力した」と堂々と述べた。

 今大会を通して大きな第一歩を踏み出したように見えるが、自らはまだ不完全な部分が多いと謙遜する。彼は「フィジカル的にもそうだし、技術的にもそうだ。まだ補うべきものが多い。所属クラブに戻って、より多くを学び努力したい」と意気込んだ。

 最後に「家族やファンを含め、感謝したい人たちが多すぎる。すべてを表現するには難しい。特にシン・テヨン監督や五輪代表の先輩たちには本当に感謝している」とあいさつしたファン・ヒチャンは「僕がリオ五輪の本選に出場できるかはわからないが、最大限の努力をする。いつ召集されてもいいように、十分に準備する」と語った。

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