【ソウル聯合ニュース】4月13日に投開票される韓国国会議員総選挙の在外選挙人登録は2月13日で締め切られる。登録は在外公館(大使館と総領事館)の訪問や郵送のほか、インターネット(https://ova.nec.go.kr/cmn/main.do)でも可能。2012年の大統領選挙の際に選挙人登録した在外有権者は新たに登録しなくても投票できる。投票権を持つのは1997年4月13日までに生まれた19歳以上(投開票日基準)の韓国国民。 昨年末の公職選挙法の改正で、在外選挙人の登録手続きはインターネットでも可能になるなど簡素化されることになった。また一度、在外選挙人登録を行った海外の有権者はパスポート番号など登録事項の変更がない限り、今後実施される国政選挙(大統領選と国会議員選)で原則的に新たに登録する必要がなくなった。 今回の国会議員選の在外投票期間は3月30日~4月4日。在外公館のほか公館が設置した在外投票所で実施される。パスポートなど、選挙人登録した本人であることを証明できる写真の付いた政府発行の書類が必要。政党を選ぶ比例代表にのみ投票できる。 世論調査会社の韓国ギャラップが1003人の有権者を対象に2~4日に調査を行ったところ、与党セヌリ党の政党支持率は39%で、最大野党「共に民主党」の支持率は20%。同党を離党した安哲秀(アン・チョルス)国会議員が共同代表を務める新党「国民の党」は12%、正義党は3%だった。 セヌリ党にとっては、政権与党としての評価が問われる選挙となり、定数300のうち現在157議席を占める議席数の動向が今後の国会運営の行方を左右する。
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