2NE1 の最新ニュースまとめ
言語、文化、環境…、様々な壁を乗り越えて活動を展開する3人に話を聞いた。
<B>-自己紹介をお願いします。</b>
JUNJUN:リーダーのJUNJUNです。よろしくお願いします。
MAMI:メインボーカルのMAMIです。
BOW:ラップ担当のBOWです。
<B>-グループ結成のきっかけは。</b>
MAMI:もともと同じダンススクールに通っていた3人です。レッスンやダンス関係の活動を共にする中で意気投合し、3人でグループを組むことになりました。
JUNJUN:最初は「Gee」というグループ名でスタートし、その後、「GEERISZ」に改名しました。ちょうど明後日(取材日は2016年2月1日)で、「Gee」結成から4年になります。
<B>-グループ名「GEERISZ」の由来は。</b>
BOW:「Gee」とは「Glad en endless」=「永遠に輝き続ける」の頭文字をとったグループ名でした。これに「向上していく」という意味を込めて、「RISE」の造語である「RISZ」を加え、「GEERISZ」に改名しました。
JUNJUN:「RISE」を「RISZ」にしたのは“強さ”を出したかったからです。
<B>-韓国活動を視野に入れるようになったきっかけは。</b>
JUNJUN:3人共K-POPに興味があり、音楽的に尊敬していました。そんなとき、私たちの“キーパーソン”となる人物(現事務所の代表)に出会い、憧れだった韓国での活動が現実となりました。
MAMI:2014年9月から韓国での活動を開始しました。大きなクラブでパフォーマンスを重ね、その後はライブ会場や屋外ステージなどに立つようになりました。
<B>-憧れだったというK-POPアーティストとは。</b>
JUNJUN:「2NE1」と「BIGBANG」のステージを見て衝撃を受けました。”カッコイイ!”この一言に尽きます。
MAMI:「少女時代」が好きです。中でも、テヨンを尊敬しています。
BOW:私もJUNJUNと同様に「2NE1」と「BIGBANG」の音楽が好きです。
<B>-日韓で活動の違いは感じますか。</b>
JUNJUN:2015年の年末、東大門ミリオレ(ファッションビル)前の野外ステージで、告知なしにゲリラライブを決行しました。観客はいるのか、見てもらえるのかなど不安を抱えていたのですが、いざステージに上がってみると、カメラを持った男性や親子連れなど、幅広い年齢層の方々に見ていただき、うれしかったです。同時に、曲によって観客の数が変化しているのがわかり、シビアな世界だと感じました。
MAMI:日本での活動では、私たちを知った上でファンの方々がステージを見に来てくださるので、温かく見守ってもらえる安心感があります。一方、韓国での活動は、私たちを知らない状態で見ているし、かつ「日本人?! 」という疑問から入る方々も多いので、それはプレッシャーに感じます。
BOW:そういった中で盛り上がってもらえると自信に繋がりますし、喜びも大きいです
MAMI:ミリオレ前でライブを披露したとき、まだ覚えたての韓国語で話したのですが、観客の方々は最後まで聞いて、そしてレスポンスしてくれたのがうれしかったです。
JUNJUN:韓国語で歌ったり、話したりすることの重要性を強く感じました。
BOW:昨年(2015年)、日本のガールズグループとしては初めて韓国語で正式にデビューしました。やはり、その曲(韓国語の曲)を歌った時の反応がすごく良かったです。今は勉強の期間なので、(ライブの時は)日本語の歌もあり、英語の歌も披露しますが、韓国という国柄を考えても、韓国語で歌うと反応がとても良かったです。今後の課題として、韓国語の楽曲を増やして、韓国でパフォーマンスするときは、その国に合う方法でやっていこうと思っています。
<B>-ミリオレ前での野外ライブに大勢の観客が集まっていましたね。</b>
MAMI:完全にゲリラライブでした。私たちも、何時に公演をするのか知らずに行きました。毎日公演がある場所なので、誰かが来るというのは知っていたようですが、誰が来るかまではわからない状態でした。日本からの観光客の方々もいて、日本人の方が撮影した動画がSNSにアップされていて驚きました。
<B>-クラブ公演について。</b>
JUNJUN:公演は「Club Ellui」、「Club Syndrome」でおこない、2000人から3000人規模の大きなクラブでした。ロッテワールドの中の大きなステージやラジオ収録番組のライブコンサート、そして昨年12月にはライブにも出演しました。韓国でライブをおこなう日本人がいないので「どうして日本人がいるのかな?」という観客の雰囲気も感じられます。でも、私たちは肝が据わっているので(笑)。
<B>-韓国語の勉強期間は。</b>
JUNJUN:家庭教師の先生についてもらい、週一で勉強しています。教科書ベースに教えてもらっていたのですが、ある程度ハングルがわかるようになってからは、自分でも教科書を見て勉強できるので自主的にもやっています。
<B>-特別な勉強方法は。</b>
JUNJUN:リスニングを強化していてiPodに入れて、歩きながら聞くことが多いです。例えば家の近くの駅ではなくて、離れた駅から1時間ほど歩いて帰ると集中できます。運動もできて一石二鳥です。体で覚えるタイプです(笑)。
MAMI:いろいろ試しながらやっています。ハングルを書く練習ノートを買ったり、ドラマを録画して家で一日中流したり、いろんな方法を試しています。最近見たドラマは「カッコウの巣」です。きつい口調が多いので普段はあまり使えないと思いますが(笑)。あとは「ナイショの恋していいですか!? 」(韓国名:高校世渡り王)ですね。恋愛ドラマをよく見ています。
BOW:興味を持つ単語だけをピックアップして、それだけを常に発しています。英語も同じだと思いますが、単語さえわかれば何かしら伝わると思うので、ハングルも同様に、まるで赤ちゃんのように単語を繰り返しています。最近覚えた言葉は「チャルセンギョンネヨ(かっこいいですね)」です。それから、韓国でタクシーに乗ると「アンジョンウンジョン(安全運転)!」と言っています(笑)。
<B>-韓国(ソウル)でお勧めの場所は。</b>
JUNJUN:景福宮(キョンボックン)近くにある「土俗村(トソクチョン)」という参鶏湯(サムゲタン)のお店です。韓国の伝統が感じられる造りになっていて、歴史もあるお店です。
MAMI:チェーン展開している「ZOO COFFEE(ズーカフェ)」によく行きます。外観も内観も可愛らしくお洒落で、打ち合わせなどにも使わせてもらっています。
BOW:清潭洞(チョンダムドン)にあるフュージョンレストラン「感じ」もオススメです。日本では味わえないイタリアン風の創作料理がメインで、とても美味しかったです。
<B>-メイク・ファッションが個性的ですが、コンセプトは。</b>
JUNJUN:普段は地味なんですよ(笑)。楽曲のイメージに合わせて作りますが、基本的には強めの感じを全面に出しています。
BOW:パワフルでクールな女性像を目指しています。
<B>-共演してみたいK-POPアーティストは。</b>
JUNJUN:好きなアーティストでもある「2NE1」、YGファミリーと共演できたらいいなという気持ちはあります。あとは生バンドと一緒にやってみたいですね。
BOW:DJとのコラボが流行っているので、韓国のアーティストさんとコラボ形式でやってみたいですね。アジア全域で活動したいです。
<B>-今後の目標や夢を教えてください。</b>
JUNJUN:3人で活動している「GEERISZ」を基盤として、グループ内でもユニット結成や他アーティストさんとのコラボレーションなど、また違った表現をしていけたらと思っています。せっかく3人のメンバーがいるので、さまざまな方向で可能性を見つけて挑戦していきます。
MAMI:JUNJUNとダンスをメインにしたものを考えていて、それに向けて努力している最中です。「GEERISZ」としては楽曲制作に取り組んでいるので、日韓で活発な活動をして、昨年とは違う1年を送りたいですね。“日本人初”という面もアピールしていければと思っています。
BOW:「GEERISZ」3人という形にあまり縛られずに、各自の挑戦したいことができればうれしいです。私の場合は楽曲、映像の制作、DJとしても新たな道が開けるように頑張っていきます。
<B>-読者の方へ一言お願いします。</b>
JUNJUN:不器用ではありますが、自分たちなりのスタイルでこれからもいろいろなことを表現していきたいと思います。ぜひ、応援よろしくお願いいたします。
それぞれの個性を生かし、ひとつのグループとして更なる輝きを加える3人。国の違いさえも彼女たちの大きな個性に変え、韓国のミュージックシーンに新たな1ページを刻もうとしている。
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