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仁川空港の密入国事件 中国人夫婦とベトナム人を起訴
【仁川聯合ニュース】仁川国際空港で先月発生した外国人乗り継ぎ客による2件の密入国事件で、仁川地検は25日までに出入国管理法違反の罪で中国人夫婦1組とベトナム人1人を起訴した。 中国人夫婦は1月21日、日本から仁川経由で中国に向かう際、仁川空港で乗り継ぎ便を待っていた時に旅客ターミナル3階の出国場に上がり、密入国したとされる。 一方、ベトナム人は1月29日に仁川空港の入国審査場に設置された無人自動出入国審査台のスクリーンドアを力ずくで開けて密入国したとされる。有効期間が今年10月に切れる日本の留学ビザを持っていたこのベトナム人は、日本で経済的に困窮したため義理の兄が不法滞在している韓国に就業目的で密入国しようとしたという。 仁川地検は韓国内でこの3人の逃亡を助けたとして、中国人1人とベトナム人1人も起訴した。 中国人夫婦の逃亡を助けた中国人は2013年2月から韓国内で日雇い労働などをして生計を立てていた不法滞在者で、中国人ブローカーに頼まれ夫婦をかくまった。 日本に留学していたベトナム人の義兄は06年から韓国内の工事現場で働き、親族名義の家に義弟をかくまった。 sjp@yna.co.kr