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尹東柱ブーム到来 映画公開に伴い再評価の動き=韓国
【ソウル聯合ニュース】韓国で最も人気のある詩人に挙げられる尹東柱(ユン・ドンジュ、1917~1945年)の詩集や関連書籍の発刊が相次いでいる。韓国では今月、尹東柱と尹東柱のいとこで独立運動家の宋夢奎(ソン・モンギュ、1917~1945年)の生涯を描いた映画「東柱」(原題)が公開された。映画の封切りが再評価につながったようだ。 このほど発刊され「チョロム」(「~のように」という意味)は詩を中心に、悲劇の詩人と呼ばれる尹東柱の生き方や思想を読み解く。同書は尹東柱の著名な詩ではなく、最初に書いた詩「ろうそく1本」(原題)やあまり知られていない詩を取り上げている。 さらに、尹東柱が子ども向けの詩を書くときは「東舟」や「童舟」というペンネームを使っていたエピソードも紹介している。 尹東柱の遺作であり代表作である詩集「空と風と星と詩」が複数の出版社から発売されたほか、購入者が尹東柱の詩を書き写すことのできる詩集や英語版も発刊された。 尹東柱は日本に留学し同志社大に在学中、ハングルで詩をつくったとして治安維持法違反の疑いで逮捕され、1945年2月16日に福岡刑務所で獄死した。 sjp@yna.co.kr