IU の最新ニュースまとめ
IUは昨年10月、韓国で4thミニアルバム「CHAT-SHIRE」をリリース、大人気を博した。そして先月同名のコンサートを韓国各地で行い、年末にはアンコールコンサートまで開催、相変わらずの人気を証明した。新年を迎えて久しぶりの来日にもかかわらず、今回の日本でのイベントもチケットが完売、機材席を開放し追加販売をするほどの人気をみせた。また、学生から年配のファンまで、男性、女性問わず幅広いファン層が会場に駆けつけ、世代、性別を越えて愛されていることを表していた。
会場が暗くなり、緑色のペンライトの光とファンの歓声に包まれる中、黒いノースリーブのワンピース姿で登場したIUは「You&I」を日本語で披露。可愛らしい振りつけとIUならではの伸びやかな声で爽やかに歌い上げると、「ありがとうございます。皆さんホントにお久しぶりですね?」とファンに呼びかけた。「私は日本語がちょっと下手になりました」と照れた笑顔を見せるとファンからは「ケンチャナヨ(大丈夫)~!」と温かい声援が飛んだ。そして韓国語の楽曲「金曜日に会いましょう」を男性パートでは客席にマイクを向けてファンと一緒に歌い終わると司会の古家正亨氏が登場、トークタイムに。
トークタイムではIUのデビューから今までを映像で振り返り、当時の思い出、今年の活動などについて話し、ドラマ「月の恋人」に出演することも明かした。
そして「今年IUとしてどんな進化をしたいか?」という質問には「進化も大事なものですが、もっと大事なものがあるんじゃないかと思います」とし、「私はポケモンじゃないので(笑)毎年進化するのは無理です」との発言にファンからは爆笑と拍手が起こった。「進化はちょっと休んで、幸せや安全です」と大事にしたいことを挙げた。その後大好きだという日本の楽曲「愛してる」をギタリストの生演奏に合わせてしっとりと歌い上げた。
ファンの悩みに答える「IUのお悩み相談」のコーナーでは、「IUのように誰にでも愛される人になりたい」という女性に対して「このままで充分愛らしいですよ」とコメント。続いて「IUのように痩せる」という女性に対しても「今、このままで…」と話し始め、古家氏に「同じですよ。さっきと(笑)」と突っ込まれ、またも会場は爆笑。
また、「自分のやりたいことが分からなくなった時にはどうしますか?」というファンにIUは「それは本当に自然なことだと思います」とし、さらに「メディアではやりたいことがある人に焦点が当てられるので、私がやりたいことがないのはおかしいのかな、と思ってしまうこともあると思います。でも、やりたいことがある人がいればない人がいるのも当然です。それに求めることがあるということはそれが弱点にもなり得ます。求めるものがないということに勝ることはなく、考えてみればとてもカッコ良く、理想的な生き方であると思います」と語るとファンも熱心に聞き入り、会場からは大きな称賛の拍手が送られた。
その後は肩のラインを露出した黒のミニドレスに着替え、今度は女性らしい雰囲気で「Twenty three」を披露。イベントの後半は会場のファンが全員参加したIUに関する○×ゲームや、選ばれた5人のファンによるイントロクイズなどで盛り上がった。
見事勝利したファンはIUとのツーショットチェキ撮影がプレゼントされ、中学生のファンに優しく肩を組んだり、ファンと会話を楽しむなど、ファンとの交流を楽しんだ。
そして「今日は楽しかったですか?」と客席に呼びかけると大きな「ネー!(はい)」というファンの返事に笑顔を見せ、「私も本当に楽しかったです。皆の顔を久しぶりに見ることができてドキドキしました。本当に会いたかったです」とファンへの愛情を表現した。ラストはIUの代表曲と言える「Good Day」を熱唱。澄んだ美しい歌声でファンを虜にし、会場を後にした。
その後アンコールの声に再びIUが登場するとファンたちは「私たちの心はいつも一緒」と韓国語で書かれたカードを一斉に掲げた。またイベント開始前に撮影されたファンからのメッセージ動画も流れ、それらを見たIUは「皆さん本当に優しいです」と感動した様子を見せた。
「また必ず日本に来ます。仕事でなくてもときどき日本に来ますから、道で私を見たらあいさつしましょう」と可愛らしく呼びかけた。「来てくれてありがとうございます。日本のファンの皆さんが本当に好きで可愛いと思います」と幸せそうな表情を見せ、最後は「こころ(マウム)」を披露。スクリーンには今日のイベント当日、早くからIUの会場入りを待っていたファンやそれに応えるIUの姿、リハーサルの様子、イベントを楽しみに待つファンの笑顔が写し出され、温かいイベントは終了した。
新年から日本のファンにキュートな姿を見せてくれたIU。今年もどんな活躍をしてくれるのか今から楽しみだ。
「A HAPPY IU YEAR 2016」ファンミーティング&ミニライブSPOT
Copyrights(C)wowkorea.jp 0