ジュンス の最新ニュースまとめ
ジュンスはファイナルとなる夜公演ではWアンコールにも応えるなど、3時間半を超えるステージを熱演。ラストにはスクリーン上で、5月にニューアルバム発売、6月から7月にかけて、韓国・ソウルと日本・名古屋、神戸、横浜でコンサートを開催することを発表し、ファンを熱狂させた。
デビュー以来、昼12時30分からの公演、そして1日2公演は初めてだというジュンスが、オーケストラをバックに、出演作ミュージカル「デスノート」で演じたLになりきってステージに登場、「ゲームの始まり」で夜公演の幕を開けた。ところが、まさかのマイクトラブルで、途中までジュンスの歌声が聞こえないというハプニングが。イヤモニをしていて気付かないジュンスは全力で歌い上げ、そのまま次の曲「揺るがぬ真実」へ。
オープニングのあいさつのとき、客席のざわつきで初めて事態を知ったジュンスは「今気付きました。あ、そうか。本当にめちゃくちゃ思い切り歌ったのに…。こういう事故とか今まであったかな~。初めてですね」と困惑していると、客席から「もう1回!」コールが。すると、ジュンスは「OK!」と客席の要望を受け入れ、「The Game Begins(ゲームの始まり)だけをもう1回やります」といったんステージをはけた。
そして、幕が閉まり、前代未聞の仕切り直し。客席の「ありがとう~」という声に包まれる中、再びオープニング曲をやり直したジュンス。何事もなかったかのように、渾身の歌声でもう一度歌ってくれたジュンスに、鳴り止まない拍手が送られた。
さらに、「今歌った“3曲は”、去年韓国でやった『デスノート』からの“3曲”だったんですけど、いかがでしたか?」と笑いに変えるユーモアセンスで、場の雰囲気を和やかにし、“神対応”を見せたジュンスの器の大きさに誰もが感動した。再び「デスノート」から「死のゲーム」、「ヤツの中へ」を熱唱した後、しっとりした切ないバラードの「切なすぎる恋は、恋でないことを」「今日に限って会いたくて」「あの男」を3曲続けて披露。静寂の中で、ジュンスの情感豊かな歌声だけが響き渡り、客席はその歌声にうっとり酔いしれた。
その後のMCでは、「こんがらがる」という言葉を使ったジュンスに、客席が「お~」とどよめいていると、「この日本語を使うのがすごいっていう意味?」と日本語の話題となり、昨日の公演では「童心」という言葉を使ったら褒められたので、調子に乗って客席にいた10歳の子に「童心って知ってる?」と聞いたら、「知ってる」と言われ、あえなく撃沈したというエピソードを披露(笑)。
さらに、「童心」といえば、と中学2年までサンタクロースの存在を信じていたという話も。「15年、ずっと本気で信じていたのに、お母さんがおもちゃを買いたくなかったのか、“実はいないよ”って。双子のお兄さんと2人で、衝撃を受けて。本当に衝撃で、(お母さんと)1か月ぐらいしゃべらなかったです(笑)」と明かし、「今思うと、あの頃は自分でも本当にかわいかったです」とお茶目に笑った。
お待ちかね、恒例のジーニータイムは最後の公演ということで、客席からの「もう1回!」コールに応え、特別に4つ叶えてくれたジュンス。
全て歌で、まず1つ目は「これはけっこう歌ってる」とミュージカル「ドラキュラ」の「Loving You Keeps Me Alive」。この曲を聴いて、「ドラキュラ」に出演しようと思ったというぐらい、大好きな曲だとか。
2つ目は、「新企画になっているけど、全部知らない」とファイルをめくりながらつぶやきつつも、「これなら」と「Heal the World」(マイケル・ジャクソン)と「桜色舞うころ」(中島美嘉)を、3つ目は、ジュンスが6年ぶりに出演したEBS音楽番組「スペース共感」で最後に歌ったユン・ジョンシンの「上り坂」を披露。
4つ目は、懐かしい「東方神起の曲」で、ジュンスが作詞した「Picture of you」から「風船」、「Hi Ya Ya夏の日」、「My Little Princess」、「Unforgettable」、「You Only Love」、「I Wish」、「I Never Let Go」まで短くメドレー。「7、8年前の曲ですけど、おかげで当時を思い出しました。ありがとうございます」と締めくくった。
続いて、J-POPのカバーを3曲披露。「聴くだけでも癒される感じがしたので、その気持ちを皆さんにも伝えたかった」と「奏」(スキマスイッチ)と「誕生日には真っ白な百合を」(福山雅治)、「カラオケで知り合いが歌っていて、歌は変だったのにメロディーと歌詞だけでも涙が出ちゃうぐらいいいなと思って。日本のステージで歌いたいと思ったのが、6か月前」と説明し、「君じゃない誰かなんて~Tejina~」(DEEP)を原曲とはまた違う味わい深い雰囲気で、切々と歌い上げた。
オーケストラを指揮するパフォーマンスを披露した後は、「X Song(Disco Funk Mix)」でステージを下りて、客席を回りながら、ファンとハイタッチをするなど至近距離で触れ合い、ファンを大興奮させたジュンス。客席は総立ちとなり、熱気が充満する中、「ほうき星」をキュートなダンスで魅せた。
もともとこの東京国際フォーラムでは、通路が狭いので、客席に下りることはできないと言われたそうだが、他の会場でもやっているので、やらないとダメだと思ったし、何よりもファンと近くで触れ合うことを楽しみにしていたそうで、「たくさん触られたんですけど、たまにはそれもいい経験だと思って」と照れ笑いしながら、ファンを大切に思う優しさを見せた。
再び、昨日の公演での「銀座」の発音の話題から、昔は日本語をキレイに話せなかったからダメっていう雰囲気で、日本語で話すことが怖かったと打ち明けたジュンス。「でも今は皆さんに手伝ってもらったり、教えてもらったり…。僕のステージは皆さんと“きょうきゅう”?(客席から「共有」)こうやって皆さんに手伝ってもらいながら、皆さんと“共有”しながら、これからもずっと続けていきたいです」とニッコリ。
それでも、自分の実力がどれほどのものか気になるのか、客席に「今の日本語レベルは何歳ですか?」と問い掛けるジュンス。「5歳」、「10歳」などの声が飛び交う中、「10歳!? でも、その10歳の中では一番下ネタがうまい。たぶんそれは負けないです(笑)」と妙なところで負けず嫌いな一面を出すところもファン心をくすぐった。
本編最後は、「OeO」アコースティックバージョンで、ジュンスが客席にマイクを向け、「オーエーオー」と大合唱。続けて、「OeO」オリジナルバージョンでは、ジュンスの激しいダンスパフォーマンスに客席もノリノリ、大盛り上がりで終了した。
ファンの鳴り止まない「キム・ジュンス!」コールを受け、再びステージに登場したジュンスは、透き通るような優しい声で、「すごくキレイです」と歌い上げ、「皆さんはとてもキレイです」とファンをメロメロに。
そして、「皆さんは優しすぎです。『こういう言葉を知ってるの?』という言葉を使うと、拍手されるってすごいことじゃないですか?たしかにジェジュンが言っても、こういう雰囲気じゃないですね。この雰囲気は、親と子みたいな。皆さんが両親たち。産んでくれてありがとうございます!」と愛嬌たっぷりに話し、爆笑を誘った。
「本当に今日しか残っていないです」と名残惜しそうなジュンスの言葉に、「次はいつ?」、「Wアンコール!」と早くも次の公演や、Wアンコールをほしがり、「オーオーオーオーオーオー」と合唱し、「INCREDIBLE」をねだるファンたち。
「どんなコンサートでも、最終日はWアンコールをする文化みたいなものができてますね」と呆れつつも、うれしそうなジュンスは「じゃあ、今日は『INCREDIBLE』で、またお祭りみたいな感じで、皆さんが一緒に飛んでくれないと。帰るとき、歩けないぐらい一緒に遊んでくれるなら考えてみます」とファンを喜ばせた後、真剣な表情に変わり、ファンへのメッセージが続く。
「皆さんにもっと会いたいけれど、それができなくて申し訳ないという気持ちを伝えたかったし、いつも公演をするとたくさんの皆さんが来てくれるので、本当に僕は頑張らなきゃダメだなと思っています。(このような公演は)1回1回が大事だし、これ自体が奇跡だと思っているから、皆さんからもらっている愛に比べたら負けると思うけど、約束できるのは、歌うときはいつも本気で心から歌いますということ。これは約束したいです」と伝えると、大きな拍手が沸き起こった。
さらに、「毎回韓国まで来てもらっているのがすまないので、僕が日本でミュージカルをやりたいし、いつかは日本語で日本のミュージカル俳優と一緒に。日本でも新人の気持ちで日本のミュージカル俳優として頑張ってみたいです!」と大きな目標を掲げ、「ミュージカル俳優は、30歳は若い。40歳が絶好調(笑)。だから40歳頃には日本でも頑張りたいです!」とうれしい約束をし、アンコールラストの曲「Reach」で、最後まで美声を震わせた。
ジュンスがステージを去ると、再び「キム・ジュンス!」コールが起こり、Wアンコールに突入。
「最後まで全力でいきましょう!」とジュンスが客席をあおり、約束通り「INCREDIBLE」でパワフルなダンスパフォーマンスを披露。客席もジュンスと一緒に踊るなど会場のボルテージは最高潮に達し、ツアーファイナル公演は幕を閉じた。
そんな興奮冷めやらぬ中、スクリーンにはジュンスのカムバックを知らせるサプライズ予告映像が流れ、ファンの歓喜の声が上がった。5月に4thアルバム発売、そして6月11日~12日のソウルを皮切りに、18日~19日に名古屋、30日~7月2日神戸、5日~6日横浜でアジアツアーを開催することを発表!
今回もステージ上でカリスマ性あふれる圧倒的な存在感を見せつけ、ファンを魅了したジュンスが、早くも次の活動に向けて始動する。魂に届くジュンスの歌声、パフォーマンスが待ち遠しい。
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