【ソウル聯合ニュース】韓国国会議員総選挙(4月13日投開票)の在外投票(海外有権者投票)が3月30日から4月4日にかけて実施された。中央選挙管理委員会によると在外投票は113カ国・198カ所の投票所で実施され、事前登録などを行って投票できる有権者15万4217人中、6万3797人が投票した。投票率は41.4%。 在外投票が導入された後、初めての総選挙だった2012年の45.7%には及ばなかったが、登録した有権者が当時の12万3571人から3万人以上増加したためとみられる。投票した人は当時の5万6456人から約13%増加した。 投票できるのは2月13日までに選挙人登録を済ませたか、12年の大統領選挙などで登録した有権者だった。中央選挙管理委員会は、12年の国政選挙の際に登録した有権者があらためて登録しなくても投票できる制度の導入や在外投票所を増やしたことなどが投票者の増加につながったと見ている。 海外有権者数を推定約198万人とすると、投票率は3.2%となり、12年の総選挙で記録した2.5%(海外有権者数約223万人)より上昇した。ただ、依然として投票率は低く、制度の見直しを求める声が上がりそうだ。 地域ごとの投票率はアフリカが69.3%で最も高く、中東(66.3%)、欧州(60.2%)、米州(39%)、アジア(37%)と続いた。主要国の投票率は米国が36.8%、中国が38.3%、日本が27.6%だった。 地域ごとの投票者数はアジアが2万9422人、米州が2万395人、欧州が9497人、中東が2841人、アフリカが1642人。国ごとの投票者数は米国が1万3914人で最も多く、中国(8524人)、日本(7600人)と続いた。 yugiri@yna.co.kr
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