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輸出物価が4カ月ぶり下落 1986年以来の低水準に=韓国
【ソウル聯合ニュース】韓国銀行(中央銀行)が12日に発表した3月の輸出入物価指数によると、輸出物価指数(2010年=100)は前月比1.5%下落の80.72だった。1986年6月(80.70)以来、29年9カ月ぶりの低水準となった。輸出物価指数は昨年12月から3カ月連続で上昇していたが、4カ月ぶりに下落に転じた。 国際原油価格の上昇とウォン高が影響した。2月のウォン・ドル相場は平均で1ドル=1217.35ウォンだったが、3月は1ドル=1188.21ウォンで2.4%ウォン高が進んだ。 品目別では農林水産品が前月比1.0%上昇した一方、工業製品は同1.5%下落した。工業製品のうち、石炭・石油製品は同10.3%上昇したが、電機・電子機器(同マイナス2.9%)、一般機械(同マイナス2.2%)、繊維・革製品(同マイナス2.2%)、輸送装備(同マイナス2.1%)などは下落した。 為替レートの変化に影響されない契約通貨を基準とした輸出物価は前月比0.8%上昇し、昨年5月以来、10カ月ぶりに上昇に転じた。 3月の輸入物価指数(2010年=100)は76.20で前月(76.17)とほぼ同水準だった。原材料が原油などを中心に前月比5.6%上昇したが、中間財は同1.1%下落した。資本財は1.7%、消費財は1.8%下落した。 契約通貨基準の輸入物価指数は前月比2.2%上昇した。 yugiri@yna.co.kr