【ソウル聯合ニュース】韓国与党セヌリ党の金武星(キム・ムソン)代表は14日、前日の国会議員総選挙(定数300)で同党が第1党から転落する大敗を喫したことを受け、党代表の辞任を表明した。 金氏は国会で開かれた同党の中央選挙対策委員会の解団式で、「国民の厳重な審判を謙虚に受け止める。選挙惨敗の全ての責任を取り、本日、党代表から退く」と述べた。 惨敗の理由については「国民だけを見つめ、国民だけを恐れなければならない事実を忘れたため」と振り返った。また、全ての結果はセヌリ党が自ら招いたもので、骨身を削るような努力により、二度と国民を失望させてはならないという命令と受け止めるとし、謝罪した。 今後は庶民と社会的弱者のため、低い姿勢で温かい保守のため一生懸命に努力するとし、「初心に戻り国民が望む変化と革新に向け努力する」と強調した。 最後に、政権与党として安全保障を守り、経済を活性化させて雇用を創出するという約束を果たすためベストを尽くすと述べ、朴槿恵(パク・クネ)政権が任期満了まで国政にまい進できるよう支援してほしいと呼びかけた。 13日投開票された総選挙(定数300、任期4年)で、セヌリ党は目標としていた過半数を大きく割り込み、野党「共に民主党」に第1党を明け渡す形で惨敗した。 csi@yna.co.kr
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