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2002年『サプライズ』以後、3年ぶりに映画『クァンシクの弟クァンテ』でスクリーンに復帰したイ・ヨウォンは、5日午後、京畿道(キョンギド)南楊州(ナミャンジュ)市の総合撮影所で開かれた記者会見に参加した。
映画『YMCA野球団』のキム・ヒョンソク監督がメガホンを取った『クァンシクの弟クァンテ』(制作:MKピクチャーズ)は、恋愛にオクテな兄・クァンシク(キム・ジュヒョク)と、自由奔放な弟・クァンテ(ポン・テギュ)の物語を描いたコメディ映画。イ・ヨウォンは、クァンシクの7年越しの片想いの相手・ユンギョン役を演じる。容姿端麗だが、中々本音を打ち明けないユンギョンは、自分に想いを寄せるクァンシクと、魅力的なプレイボーイ・イルン(チョン・ギョンホ)の間で揺れ動く。
記者会見に参席したイ・ヨウォンは、復帰作としてこの映画を選んだ理由について「しばらく休んでいたのでプレッシャーが大きかったんです。ストーリーを引っ張っていく主演級の役を負かされていたら、プレッシャーになったと思いますが、そのような大役ではなかったので、気楽に演じています。自分とは違った性格の人物と言う点が気に入りました。今じゃないともうこんな役にはめぐり合えないだろうと思い、出演することに決めました」と語った。
ユンギョン役についての本人の説明は「全ての男性から好かれそうなキャラクター」。
記者会見に先立ち、この日撮影された分も、クァンシクとイルン、2人の男に同時にプロポーズされるシーンだ。
3人は一緒にカラオケに行き、クァンシクはカッコ良く歌いこなすイルンに圧倒される。イ・ヨウォンはこの日、取材陣に公開された撮影リハーサルの中で『私は恋に落ちたの』を歌ったりした。
久しぶりにカメラの前に立った感想を聞くと、「撮影場のアットホームな雰囲気のおかげでとても楽しい」と言う。彼女は「今回みたいにアットホームな雰囲気で楽しく撮影するのは初めて。自分の撮影分が無い時も、撮影場に訪れるくらい楽しく仕事しています」と語った。
イ・ヨウォンは『クァンシクの弟クァンテ』に出演する傍ら、ブラウン管復帰作として、今後放送される予定のSBSドラマ『ファッション70S』にも出演している。
彼女は、夫の内助ならぬ外助はどうか、という質問に対し、「夫の積極的な支えなくしてどうやって(芸能界)復帰を決められたでしょうか」と短く答え、これからの計画については、「ドラマや映画、両方ともがんばるつもり」と語った。
現在、撮影終盤に差し掛かっている『クァンシクの弟クァンテ』は、8月に観客と対面する予定である。
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