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国連安保理が声明 北朝鮮のSLBM実験を強く非難
【ニューヨーク聯合ニュース】北朝鮮が23日午後に潜水艦発射弾道ミサイル(SLBM)の発射実験を実施したことに対し、国連安全保障理事会が24日(米東部時間)、報道機関向け声明を発表し、強く非難した。 声明は韓国と米国が主導、中国とロシアとの協議を経てまとめられた。15カ国の理事国すべてが同意し、採択された。 声明はSLBM実験が失敗に終わろうとも、北朝鮮の弾道ミサイル発射実験を禁じる安保理決議に違反すると強調。また、北朝鮮の実験は核兵器運搬システムの開発につながり、地域の緊張を高めると指摘した上で、これ以上の挑発を控え、安保理決議を順守するよう求めた。 さらに、朝鮮半島と北東アジアの平和、安定が重要だと重ねて強調し、対話を通じた平和的かつ包括的な解決への努力を歓迎すると述べた。 安保理の報道機関向け声明は決議案や議長声明ほどの強さはないが、安保理がこの事案を深刻に受け止め迅速に対応したという点で意味がある。また、北朝鮮のSLBM実験に対し安保理が初めて公の立場を示したことになる。 ある国連筋は「これまでは対応していなかった水準の挑発にも安保理が敏感に対応していることに注目する必要がある」と述べた。 mgk1202@yna.co.kr