大韓体育会、水泳・朴泰桓(パク・テファン)の五輪出場不可を固守 「記録は記録、規定は規定」(提供:OSEN)
大韓体育会、水泳・朴泰桓(パク・テファン)の五輪出場不可を固守 「記録は記録、規定は規定」(提供:OSEN)
大韓体育会が立場を固守しながら水泳・朴泰桓(パク・テファン、26)のリオ五輪出場も事実上、厳しくなった。

パク・テファン の最新ニュースまとめ

 パク・テファンは27日、韓国にて開催された第88回東亜水泳大会で男子自由形400メートルで3分44秒26を記録し、全体1位を占めた。ことし世界4番目に速い記録を出し、五輪出場の希望を明らかにした。

 偶然にもこの日、泰陵選手村では2016ブラジル・リオ五輪開幕D-100を迎え、韓国メディア関係者を対象にメディアデーが開かれた。

 パク・テファンの五輪出場が可能かどうかは、大きな関心事の一つだった。パク・テファンは2014年9月3日、世界アンチ・ドーピング機関(WADA)の検査で禁止薬物であるテストステロンが検出され、先月2日まで資格停止処分を受けていた。問題は3年間代表チームから除くという大韓体育会の規定だった。二重処罰だという議論が起きているが、大韓体育会スポーツ公正委員会は規定変更を許さなかった。

 五輪を控えたメディアデーでパク・テファンに対する質問が相次いだ。しかしチョ・ヨンホ大韓体育会事務総長は「現在、体育会の対場は『記録は記録、規定は規定だ』というものだ。再考するというよりは今後、問題発生に応じて協議して措置をとる」とパク・テファンの五輪出場不可に釘を刺した。

 国際オリンピック委員会(IOC)の勧告にも二重処罰の原則を固守する理由については「薬物服用というのは全ての問題が結び付くものだ。むしろ(規定を)強化してそのようなことがないようにするのが選手のために正しいことだ」と強調した。

 一方、パク・テファンは27日の試合後「リオ五輪に出場機会が与えられれば、本当に自信がある」とし「100日後となったが、今よりもっと集中的にトレーニングすればもっと良い記録が出せる」と出場の意思を伝えた。



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