私たちはよく、10代を「疾風怒涛の時期」と言う。大人でも子供でもない非常に曖昧な時期、とても混乱した時間を過ごす。

 かっこよく「エンターK」を進行する2人もそうだった。では、最近、画面に登場する10代たちの姿はどうだろうか。10代の芸能スターたちに関する報告だ。

 自由に“夢”を見ることができ、幸せな年齢“10代”。彼らの活躍は最近、どこででも見られる。

 爽やかで元気。独歩的な魅力で同世代だけでなく大人の心まで引き付ける10代のスター。幼いからと無視すれば、ひどい目に遭う。成人に劣らない気力と才能で、芸能界の注目株に浮上している。

 昔は家族と共に見られる“家族型芸能”が多かった。10代が出演していても、親の子供の話題の中に埋もれていた。

 変化する時代、多くのチャンネルが登場し特定視聴者をターゲットとする“オーダーメード型芸能”が花を咲かせた。そして今、内容から登場人物までが10代の番組もひとつふたつ出てきた。

EBS「生放送ピョン!ピョン!ボニーハニー」MC 、“ボニー”ことシン・ドンウ(17)。
大人には共感できない10代だけの共感があります。新造語だとか分別のないそんな部分を10代の視聴者が共感してくれているのだと思います。リアクションもセリフも楽に表現でき、より自然な姿を見てもらえるようです。

 以前には存在しなかった10代中心の芸能で、同年代のスターの力が輝いた。10代ならば共感する自分たちの経験談を面白く解きほぐし、無邪気な姿で成人芸能に劣らない大きな面白味をさく烈させる。しっかりした覇気と荒っぽい情熱は10代芸能のみで視聴可能。年齢を忘れさせる老練味まで増している。

(シン・ドンウ)僕が若い世代を相手にしているから、その世代に向けた演技とドラマでの演技は分けています。主人公が驚けば、「あ」、「マジ?」…このように言いますよね。子供番組で驚く場合は「ワウワウワウ~」、このように言います。

 同世代はもちろん、年上のファンも確保している10代たちは、注目すべき芸能の有望株。無限の潜在力ですくすくと育っており、今後、より多くの番組で10代スターに会うだろう。