五輪”ワイルドカード”を熱望するソン・フンミン（トッテナム）「誰もが夢みる舞台…チームの許しを待つ」

トッテナム所属のソン・フンミン（23）が、リオデジャネイロ五輪出場に対する強い思いを明かした。

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　ソン・フンミンは11日（日本時間）、スポーツ専門メディア「ESPN」とのインタビューで「オリンピックは誰もが夢みる舞台」とし、「僕はワールドカップとアジア大会に出場した経験があるが、オリンピックは一度も経験していない」と話し、オリンピック出場に対する意思を明かした。

　ことし3月、シュティーリケ代表監督はソン・フンミンが”ワイルドカード”としてオリンピックに出場するだろうと公開。シン・テヨン五輪代表監督もこれを認めた上で「トッテナムと、ソン・フンミンのオリンピック出場について協議を重ねている」と伝えた。

　しかし、現在のところトッテナムは公式的な立場を明かしていない。オリンピックは国際サッカー連盟（FIFA）が指定したAマッチ期間ではないため、所属チームは選手を義務的に代表チームへ送り出す必要はない。現在、トッテナムは、プレシーズンとシーズン序盤にソン・フンミンが”不在”となることについて悩んでいるとみられる。

　これについてソン・フンミンは「僕はいま、どのような発言も控える。ただ、チーム（トッテナム）の選択を待つだけ」と静かに語った。