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「間接広告が過剰」 ドラマ「太陽の末裔」に行政指導
【ソウル聯合ニュース】韓国放送通信審議委員会は11日、KBS第2の大ヒットドラマ「太陽の末裔(まつえい)」(原題、全16話)に対し、「勧告」の行政指導を行うことを決めた。 先月14日に放送が終了した同ドラマには作品内に商品やサービスなどを登場させて間接的に広告するプロダクト・プレースメント(PPL)が多すぎるとの指摘があり、同委員会が審議を行った結果、規定に違反があったとみなされた。 審議の対象となった同ドラマの第13話と第14話には、主人公が自動車の自動走行システムを利用する場面のほか、現代自動車のコンパクトカー「アバンテ」や特定の食品、飲食店などが映しだされる場面がある。 審議に出席し、意見陳述を行ったKBSドラマ局のパク・ウラム事業チーム長は、通常のドラマより1話当たり2倍程度かかる製作費を賄うため、間接的な広告を入れるしかなかったと説明した。 また国内での撮影分にだけ広告を入れなければならないという制約があったとした上で、そのために特定の回にのみPPLが集中し、過度に商業的に見えた面があると話した。 これに対して委員会側は、再び韓流ブーム起こしたことや、製作費が増加したことなどを考慮し、勧告の行政指導を行うことを決めた。 委員の中からは、「話の流れ上、大きな拒否感を感じたという反応は少なかった」などの意見が出されたが、朴孝鍾(パク・ヒョジョン)委員長はPPLに関する世論が一部であったことは事実と指摘。その上で、韓流ブームに寄与しただけに、法や規定を守ろうとする努力も必要だと話した。 yugiri@yna.co.kr