俳優イ・ジュンギ
俳優イ・ジュンギ
ドラマ「一枝梅(イルジメ)」、「アラン伝道師」、「夜を歩く士(ソンビ)」など多数の出演作がある実力派俳優イ・ジュンギのファンミーティング「2016 Lee Joon Gi SPLENDOR Family Day」が、5月20日(金)東京・有楽町の東京国際フォーラムAにて開催された。

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 約1年ぶりの来日ともあり、会場に集まったファンは開演前から気合たっぷり。ペンライトを握りしめ待っていると、会場が暗転し短い映像がスタート。終わると同時にMaroon 5の「Sunday Morning」を軽快に歌いながら、客席の横のドアから爽やかなライトグレーのスーツ姿のイ・ジュンギがサプライズ登場!大歓声に迎えられ、とびきりの笑顔でファンの熱い応援に応えながらステージに移動する。

 一旦退場したイ・ジュンギを、改めてMCの古家正亨と共に「ジュンギオッパー」と呼びかけると、「みなさん、お久しぶりです~」と投げキッスをしながら優雅に歩いて再登場。
MCから「1年と14日ぶりの来日ですよ。」と言われると、「みなさん、お久しぶりです。元気でしたか?みなさん、相変わらず綺麗ですね。左も、右も、センター(に座っている)方も皆さん綺麗。僕はどうですか?カッコよくなりましたか?会いたかったですか?どのくらい会いたかったですか?」と流暢な日本語とジェスチャーを交えながら、会場のファンと早速のコミュニケーション。

 MCから「顔がいつにも増してシャープになりましたね。ドラマの撮影(現在、「歩歩驚心:麗」の撮影中)がハードなのですか?」と言われると、「そうですね」と頷きながらも
「今回演じた役が、悲劇の王ということで、シャープなイメージを作ってほしいと監督に依頼されましたのでダイエットをしています。3か月で12キロ落としましたが、本当に大変でした。今は、炭水化物は取っていません。でも日本のファンの方が、美味しい物を差し入れてくれて、少し困っています。次回からは少し控えてくださいね(笑)」と可愛く発言。「でもその努力の成果で腹筋が出来てきたとか?」と振られると、「みなさん、見たいですか?」とシャツをまくり上げる仕草をして会場をドキドキさせるも、「ツアーの時に期待していてください」といたずらに交わし、笑顔を見せた。

 写真を見ながらのトークでは、4月23日(土)にソウルで行われた誕生日ファンミーティングの様子を説明していると、突然バースディソングが流れ出し、ケーキが登場。
ファンからの声援に、「ありがとうございます~」と言いながらろうそくの火を消した。ケーキを切り分けるとそれを持って客席へ向かい、次々にファンにケーキを差し出すうれしいサービスも。「デパートで試食を進める人のようですね」と笑われながらも、ラッキーなファンはケーキを口にすることができた。

 続いてのコーナーでは、「もしイ・ジュンギと夢の中で会うならば何をしたいですか?」というお題で事前にファンから集めていたシチュエーションを紹介し、実際に再現するという企画。「車で海へ行ってアイスを食べながら、イチャイチャしたい」というシチュエーションでは、無理やり?女装させられたバンドメンバーを女性役に見立て、寸劇を披露。顔を近づけて、アイスクリームを食べるシーンでは思わず吹き出してしまい、会場を爆笑の渦に巻き込んだ。
その他、「イ・ジュンギが韓国語の先生で韓国語を教えてほしい」「犬の散歩時に偶然出逢いたい」などのファンの妄想を面白おかしく再現し、MCの絶妙のツッコミも相まって、笑いの絶えない時間となった。

 寸劇の後は、ガラリと雰囲気を変え、アコースティックバージョンの曲を披露。
「韓国ではジャンプをしたり盛り上がる曲をやるのですが、今回はあたたかい雰囲気のものもいいかなと思いまして、アコースティックバージョンを準備してきました」と前置きし、「Tonight」と「ほめてくれ」を軽やかなダンスと共にしっとりと歌い上げ、ファンの心を溶かした。

 その後は、抽選で選ばれたファン3名とミニゲーム対決の時間。「わなげ」「ティッシュ抜き」「靴下合わせ」のお題で、プレゼントをかけての戦いが始まった。
あり得ないほどのハンデを課せられたイ・ジュンギは「何だよ~」とちょっと不満げ。対戦相手のファンに妨害のようなちょっかいをだしつつも結果は3連敗し、プレゼントはファンのものに。選ばれたファンはもちろんのこと、会場のファンにもサインボールをプレゼントするという気遣いも忘れないイ・ジュンギ。バズーカ砲で打ち込むという驚きの方法に、会場は大いに沸き、ボールは争奪戦となった。さらに、ファンが直接撮影できるフォトタイムの時間が設けられ、ファンにはたまらない時間となった。

 最後はライブパフォーマンスのコーナー。
日本語での「My Lady」から始まり、「U」、「For a While」、「君がいるだけで/米米CLUB」アンコールで「Together」を歌いつづった。

 最後のあいさつでは、「今日は楽しかったです。歌い方やアレンジも変えてみたのですが、いかがでしたか?ダンスパフォーマンスを今回はあまりしなかったので、次回のツアーに期待していてください。また年末に会いましょう。約束してくださいね」と呼びかけた。そして名残惜しいように、何度も手を振りながら、最後の一瞬まで楽しんだイ・ジュンギは颯爽とステージを後にした。

 ファンを大切に思うイ・ジュンギの気持ちは、今回のファンミーティングで十分に証明された。日本語通訳をしている時でさえ、ファンに手を振り、愛嬌を見せるなど、常にファンを飽きさせない。そんなエンターテイナーな気質と一生懸命さが、彼の根強い人気の秘訣なのだろう。2016年下半期は、イ・ジュンギのドラマやツアーなど、ファンも大忙しになるに違いない。
なお、イベントの模様は7月17日(日)BS スカパー!にて放送される。


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