【ソウル聯合ニュース】韓国政府が柳興洙(ユ・フンス)駐日大使の後任に内定した李俊揆(イ・ジュンギュ)氏(61)は、日本だけでなくアジア太平洋地域全般の政務、経済、領事分野の外交問題に精通した外交官と評価されている。 李氏は1978年に外務部(現外交部)に入庁し、93年に日本との通商業務などを担当する通商1課長に就任した。慶応大での研究経験もある。96~99年に在日韓国大使館の参事官を務めた。 2001~04年は在中韓国大使館の公使参事官兼総領事。北朝鮮脱出住民(脱北者)問題が初めて発生した際には、中国当局と本国との間で調整を図り、問題解決に主導的な役割を果たしたとされる。 在外国民問題を担当する在外同胞領事局長や在外同胞領事大使を務めており、在日同胞の懸案調整でも専門性を発揮するものと期待される。駐ニュージランド大使、外交安保研究院長(次官級)、駐インド大使も歴任した。 任期を約1年半残す朴槿恵(パク・クネ)政権で最後の駐日大使になる可能性が高い。mgk1202@yna.co.kr
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