大韓航空機出火事故、日米韓が合同で調査へ(画像提供:wowkorea.jp)
大韓航空機出火事故、日米韓が合同で調査へ(画像提供:wowkorea.jp)
日本の羽田国際空港で発生した大韓航空旅客機のエンジン火災事故と関連し、日米韓3か国の調査官が30日、原因究明に向けた合同調査に着手したことがわかった。

 日本メディアによると日本国土交通省の運輸安全委員会はこの日午前から韓国・米国など関係国調査官らと共に、該当旅客機が移された羽田空港格納庫で事故原因に対する精査を広げている。

 事故機は去る27日午後、羽田空港を出発しソウル・金浦空港へ向かう予定だった大韓航空KE2708便ボーイング777-300で、離陸滑走中に左エンジンから火が発生した。

 これにより事故機は離陸を中断し緊急停止して、乗客乗務員319人は全員緊急脱出した。

 日本の運輸安全委員会は事故機に対する詳しい調査結果、火災が発生した左エンジン内部から高速で回転するタービンの複数の部品が破損して飛び散り、外側のケースを突き破るなど大きく壊れていたことが確認されたと明かした。

 運輸安全委員会はより正確な事故原因の究明のために韓国と米国側に調査協力を要請しており、これに米国・国家運輸安全委員会(NTSB)や、アメリカ連邦航空局(FAA)関係者などがこの日から調査に参加していることがわかった。

 日本の運輸安全委員会は関係者の証言などをもとに、エンジン故障など事故当時の状況を詳しく分析する一方、フライトレコーダーに記録されたエンジン出力などのデータの解析を進行中だと日本メディアは伝えた。

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