初ヨーロッパ遠征、シュティーリケ監督がチェックする3点とは=サッカー韓国代表
初ヨーロッパ遠征、シュティーリケ監督がチェックする3点とは=サッカー韓国代表
ウリ・シュティーリケ監督(61)率いるサッカー韓国代表が、世界的強豪のスペインを相手に初のヨーロッパ強化試合をおこなう。来る9月から始まる2018 FIFAロシアワールドカップ・アジア地区最終予選を前にした韓国としては、いくつか項目をチェックする良い機会といえる。

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 韓国代表は1日午後11時30分(日本時間)、オーストリア・ザルツブルクにてスペインを相手に強化試合に臨む。

 去る2014年10月、シュティーリケ監督が韓国代表チームの指揮官に就任して以降、初のヨーロッパ遠征だ。これまで韓国は良い成績を残してきたが、国内とアジアで比較的”容易な”チームを相手にしてきたため、現実を把握するにはやや不十分だった。

 しかし、今回のスペインは違う。たとえUEFAチャンピオンズリーグ決勝戦に出場したレアル・マドリードやアトレティコ・マドリードの選手たちは出場しないとしても、その他の強豪チーム所属の選手たちが大挙出場を待っている。

 スペイン戦で最も注目されるのは守備。韓国は昨年8月の北朝鮮戦を皮切りに、現在まで9試合で連続無失点を記録中だ。簡単ではない記録だが、相手チームが韓国よりFIFAランキングが低いという点で、確実な評価はしづらい。

 そんな中、強豪スペインを相手に、どこまで守備が通用するのか、守備力をチェックするには絶好の相手だ。

 また、攻撃もチェックすべき項目。韓国は去る3月のレバノン、タイとの試合でそれぞれ1点ずつのゴールを記録し、攻撃力としては完ぺきではない。当時、ヨーロッパで活躍中の選手たちは、所属チームの試合に出場できておらず、コンディションが十分ではなかった。この点でも、今回の強化試合でどの程度の実力でゴールを挙げることができるか、シュティーリケ監督は目を光らせる。

 3点目のチェック項目は、久しぶりに代表チームに召集された選手たちの技量チェック。シュティーリケ監督は今回、ユン・ビッカラム(延辺富徳足球倶楽部隊)、イ・ヨン(尚州尚武FC)、ユン・ソクヨン(チャールトン・アスレティックFC)、イム・チャンウ(アル・ワフダ・メッカ)らを代表チームに召集した。

 久しぶりの代表復帰となった選手たちが、実力を100%出しきり、チームにフィットすることができるか。シュティーリケ監督は、最大の関心を寄せている。


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